主演を務める『THE FLASH／フラッシュ』がファイナルシーズンを迎えるグラント・ガスティンは、アローバースの消滅についてどのように思っているのか、The Direct.comが伝えている。
アローバースの終了…
海外ドラマでのアメコミブームを牽引したといえるアローバース作品たち。グレッグ・バーランティが企画・製作総指揮を務め、『ARROW／アロー』を皮切りに一大ユニバース“アローバース”を形成。『THE FLASH／フラッシュ』や『SUPERGIRL／スーパーガール』といったDCコミックスに登場する人気キャラクターを主人公にしたシリーズが続々と製作され、大規模なクロスオーバーを展開し、アメコミブームが全盛期を盛り上げた。
しかしそのアローバースも『THE FLASH／フラッシュ』シーズン9と共に幕を下ろす。勢いが衰え始めたのは、『BATWOMAN／バットウーマン』や『レジェンド・オブ・トゥモロー』といった作品が無残に打ち切りされ始めてから。最後に残ることになった『THE FLASH／フラッシュ』は、可能な限り最善の方法でアローバースのフィナーレを締めくくろうとしており、ジャヴィシア・レスリーのバットウーマンやスティーヴン・アメルのグリーンアローなどがゲスト出演するステージを整えている。
グラント・ガスティン、“全体の終わり”だと感じていた
こうしたアローバースの終焉について、フラッシュ役グラントはどのように感じているのか。TV Lineの特別インタビューで口を開いた。“アローバース”が存続しないと知った上で『THE FLASH／フラッシュ』を終了することは簡単だったかどうか聞かれると「わからない」と答えたグラント。「いつも僕たちがやっていることに集中してきた。それが『THE FLASH』だった。つまり自分がより大きなアローバース、バーランティ・バース、ユニバースの一部であることは認識しているけれど、ただ自分のシーンを覚えて、自分の仕事をしている時は、そのスケールについて考えても意味がない」
「アローバースに参加してきた多くの人に僕たちのラストシーズンの一部になってほしかった。なぜならアローバースの終わりだから。だから『THE FLASH』の締めくくりという風にはあまり感じなかった。全体が終わるんだということを感じていた」
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Photo:『THE FLASH／フラッシュ』©2020 Warner Bros. Entertainment Inc. FLASHTM and all pre-existing characters and elements TM and ©DC Comics.
