シーズン9で終了の『刑事モース』ショーン・エヴァンス、正直悲しくはない

英国でシャーロック・ホームズに並ぶ人気を誇るモース警部が刑事だった時代を描くミステリードラマ『刑事モース ~オックスフォード事件簿~』。シーズン9で幕を閉じる本作の放送が始まったが、モースを演じるショーン・エヴァンスは、物事を終わらせるのに適切な時期だと考えているようだ。米Digital Spyが報じている。

独占インタビューに応じたショーン・エヴァンス

2012年から親しまれてきた『刑事モース ~オックスフォード事件簿~』。ファイナルシーズンとなるシーズン9の放送が英ITVにて始まったが、ショーンがこの度Digital Spyの独占インタビューに応じた。

シリーズ終了について、「この作品は正しい終わりを迎えているんだ。本作の色んな人が私の人生の一部であり、これからもそうだが、物語そのものは語り尽くされた。これ以上うまく説明できないよ。だから、ああ、もう一回やって今度はこうすれば良かったとか、ああ、懐かしいなという感じはない。本当に何も感じない。私たちは全部やり遂げ、自然な形でこの作品は完結した。だからとても満足しているんだ」と、皆が満足した終わり方で完結を迎えることを嬉しく思っていることを述べた。

さらに続けて、「おかしいなと思うよ。正直なところ、悲しいとは全然思っていなくて、本当に感謝の気持ちでいっぱいなんだ。自分のことではなく、この作品を伝える機会に恵まれたことに感謝しているし、そのような機会に恵まれたことをありがたいと思っている。喜ばしいことだと感じているんだ。作品の出来にはとても満足している。私たちは皆、まあ、全員を代表してとは言えないけれど、少なくとも撮影現場では、本作を終えるのにふさわしい時期だと感じていたと思う」

このようにショーンは出演できたことにとても感謝しており、恋しく思ったり懐かしんだりする感情はないとしている。また、キャスト同士は今でも連絡を取り合っており、これからも常にお互いの人生にい続けるだろうと付け加えた。

「物語はきちんと終えられてる。それでいいと思うんだ。でもおかしいよね、最後にはもっと違う感情になると思ったけど…。いや、ありがたいことだね。それはそれでいいんだ」

『刑事モース ~オックスフォード事件簿~』シーズン3~5はU-NEXTで配信中。(海外ドラマNAVI)

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