名俳優がついにドラマに進出!ロバート・デ・ニーロ主演の政治サスペンスをNetflixが製作

『タクシードライバー』『アイリッシュマン』『ゴッドファーザーPART II』などで知られる名優ロバート・デ・ニーロが主演する政治ドラマが、Netflixでリミテッド・シリーズとして製作されることが決定した。米TV Lineが報じている。

ロバート・デ・ニーロが演じるのは…

今回、リミテッド・シリーズとしての製作が決定した『Zero Day(原題)』。現代社会の疑問を描く作品で、私たちの手の届かない力によって引き裂かれているように見えるこの危機的状況にある世界で、どのように真実を見出すのか――がテーマとなる。陰謀論と策略が蔓延する時代において、どれだけが私たち自身の手によるもので、どれだけが私たちの想像によるものなのか?

ロバートは、元アメリカ大統領を演じると報じられており、『ナルコス』シリーズの脚本家であるエリック・ニューマン、『メイズ・ランナー』『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』の脚本家であるノア・オッペンハイムとドナルド・トランプ元大統領のロシア疑惑を報じてピューリッツァー賞を受賞したジャーナリストのマイケル・シュミットがクリエイターとして製作総指揮を務める予定。さらに、『ウェンズデー』のジョナサン・グリックマンと『HOMELAND/ホームランド』『MAD MEN マッドメン』のレスリー・リンカ・グラッターも参加し、後者は全6エピソードを監督する予定。

ニューマンは、以下のような声明を発表した。「私はロバート・デ・ニーロの生涯のファンです。彼がプロデュースパートナーであり、この作品に主演するという事実は夢以上の出来事です。そして、グラッターは、私のお気に入りの作品のエピソードを数多く監督しており、彼女は本作の監督として私の中で明らかな第一候補でした。Netflixの継続的な信頼とサポートに感謝するとともに、このタイムリーな(そして恐ろしい)シリーズでノア、レスリー、ジョナサンの素晴らしいクリエイティブチームと一緒に仕事ができることに感激しています」

ロバートは以前、2016年にデヴィッド・O・ラッセル(『アメリカン・ハッスル』)によるマフィア・ドラマへの出演が予定されていたが、プロデューサーだったハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ問題が翌年に判明したことから幻となってしまっていた。

今後も続報が入り次第お届けしていく。(海外ドラマNAVI)

Photo:ロバート・デ・ニーロ© Faye S/Famous