『YOU』ペン・バッジリー、『ブレイキング・バッド』ジェシー役を最後までアーロン・ポールと争っていた

Netflixの人気サイコ・サスペンスドラマ『YOU ―君がすべて―』で主人公ジョー・ゴールドバーグを演じるペン・バッジリー。『ゴシップガール』のダン・ハンフリー役でブレイクした彼が、なんと大ヒットドラマ『ブレイキング・バッド』のジェシー役獲得まであと一歩のところだったと告白した。米Hollywood Reporterが報じている。

『ブレイキング・バッド』アーロン・ポール、大抜擢のきっかけは『X-ファイル』だった

『ブレイキング・バッド』のジェシー・ピンクマン役で大ブレイクしたアーロン・ポール。大抜擢だったように見えるが、実は『X-ファイル』への出演が『ブレイキング・バッド』でのキャスティングに役に立ったことを話した。米Cheatsheetが報じている。 アーロンは『X-ファイル』のシーズン9第5話「蝿の王」...

『ゴシップガール』とほぼ同時期に訪れたチャンス

米Buzzfeedとのインタビューで、「オーディションを受けたが得られなかった役で、ファンが驚くようなものは何か」と尋ねられたペンは、「惜しかったのは『ブレイキング・バッド』」と返答。「僕とアーロン・ポールの間でテストしたんだ」

ペンと競ったアーロンは結局、米AMCにて2008年から2013年まで全5シーズンにわたって放送された大ヒットシリーズのジェシー・ピンクマン役を見事射止めた。100以上の賞を受賞した『ブレイキング・バッド』についてペンは、「その時点までに読んだドラマの脚本で一番良かった」と述べた。

アーロンは同シリーズの演技でエミー賞に5度ノミネートされ、そのうち3回で受賞。さらにゴールデン・グローブ賞候補にもなった。一方のペンは、『ブレイキング・バッド』の少し前に始まった米CWの『ゴシップガール』で、ダン・ハンフリー役として2007年から2012年まで6シーズンにわたってレギュラーキャストを務めた。

『YOU ―君がすべて―』でペンが演じるジョー・ゴールドバーグは、ストーカーで連続殺人犯でありながら、自らは善意から人を見守っていると考えている人物だ。ペンは以前、シーズン4でジョナサン・ムーア教授と名乗っている自身のキャラクターについて、「ジョーは決して自分自身を見ていない」とHollywood Reporterに語っていた。「何が起こっても、彼は（変わることが）できないみたいだ。誰にとっても自分を変えるということは難しいことだけど、一度本当に酷いことをやってしまったら、変わることはもっと大変になるんだ」

（海外ドラマNAVI）

参考元：米Hollywood Reporter

★『ブレイキング・バッド』を今すぐ視聴する★