フランス舞台のダリル主人公『ウォーキング・デッド』スピンオフ、5人のキャストが明らかに

『ウォーキング・デッド』でノーマン・リーダス演じるダリル・ディクソンを主人公にしたスピンオフシリーズ『The Walking Dead: Daryl Dixon(原題)』で主要キャスト5人が新たに発表されたとTV Lineが伝えている。

新たなキャストにフランス人俳優5名が決定

フランスを舞台に展開するというスピンオフ『The Walking Dead: Daryl Dixon(原題)』。主演ノーマン・リーダスに加えて、『ハリー・ポッター』シリーズや『TENET テネット』などで知られるフランス出身女優のクレマンス・ポエジーが出演することが発表されていたが、新たに追加キャスト5名として、『メゾン・クローズ 娼婦の館』のアンヌ・カリエール、エリック・エバヌエイ(『ローグ・シティ』)、ライカ・ブラン・フランカール(『Le monde de demain(原題)』)、ロメイン・リーバイ(『The Tunnel-サボタージュ』)と新人のLouis Puech Scigliuzziといったキャストが出演することが明らかになった。

すでに報じられていた通り、11シーズンを通してダリルと唯一無二の関係を築いてきたキャロル役のメリッサ・マクブライドは出演しない。

なぜ、フランスが舞台に?

ここで疑問に浮かぶのは、どのようにダリルはフランスに辿り着くことになったのかということ。AMCによると「ダリルはフランスの海岸に流れ着き、なぜこのような状況になったのか、どのように辿り着いたのか、断片を繋ぎ合わせて答えを見つけ出そうと葛藤する」とのこと。「一度は崩壊したものの、立ち直る兆しをみせるフランスで、故郷へ帰る道を探すダリルの冒険を追うが、道中で生まれた新たな繋がりが最終的な計画を複雑なものにする」というストーリーが描かれるようだ。

年内解禁を目途に製作が進められている『The Walking Dead: Daryl Dixon(原題)』だが、その前に『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』ファイナルシーズンが5月14日解禁予定。さらにニューヨークを舞台にしたローレン・コーハン演じるマギーとジェフリー・ディーン・モーガン演じるニーガンが主人公のスピンオフ『The Walking Dead: Dead City(原題)』が6月頃、アンドリュー・リンカーン演じるリックとダナイ・グリラ演じるミショーンを主人公にしたリミテッドシリーズが2024年解禁に向けて企画進行中。

『ウォーキング・デッド』はDisney+(ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ウォーキング・デッド』© Jace Downs/AMC