人気サバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』はシーズン11をもって有終の美を飾ったが、マギーとニーガンを主人公にしたスピンオフドラマ『The Walking Dead: Dead City(原題)』が始動する。その期待作でショーランナーを務めるイーライ・ホルネが、この二人を主役にする重要性について語っている。 “ウォーカー”と呼ばれるゾンビがはびこるアメリカを舞台に、人 …
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「複雑な関係にワクワク」
米Colliderのインタビューでホルネが、ニューヨークが舞台となる『Dead City』で、なぜマギーとニーガンを主人公にしたのかを明かした。「最愛の人を殺した人物と一緒に組まなければならなかったら、どのように協力し、どうやったら相手を信頼できるだろうか? その逆でニーガンの場合は、自分が殺した男の妻と、どうやって一緒にミッションをこなすのか? 僕はすぐに、そのケリがついていない複雑な関係に取り組むことにワクワクしました」ホルヘは、マギーとニーガンが一緒にいるべきではない組み合わせだからこそ、その二人を主人公にしたかったと述べている。
またホルヘは、“あり得ない”コンビが見せる関係性を描くことに、やりがいを感じたとも続けている。「ティザー映像からもわかるように、二人は無理やり引き合わされて一緒に組むことを余儀なくされ、ニューヨークのようなクレイジーで、閉所恐怖症になりそうな混沌とした場所に行くことになる訳です。それだけでテンションが上がるし、二人が協調しようとすることで、さらに盛り上がるでしょう。舞台がニューヨークで良かったと思います。二人が行く可能性として、他の場所は考えられませんから」
『Dead City』では、敵対するグループに息子ハーシェルを誘拐されたマギーがニーガンと共に、息子を救い出すためにニューヨークへ向かうことになる。完全に過去を清算できずにいるマギーが、いかにニーガンと協力しながら、見知らぬ土地で危機を切り抜けていくのかが見どころとなりそうだ。
『The Walking Dead: Dead City(原題)』は、2023年内に米AMCにて放送開始予定。(海外ドラマNAVI)