ベン・スティラー、受賞ドキュメンタリー映画『同じ遺伝子の3人の他人』ドラマ版に出演か

『ミート・ザ・ペアレンズ』や『ナイト・ミュージアム』シリーズなどコメディ映画に数多く出演し、監督・プロデューサーとしても活躍するベン・スティラーが、高い評価を得たドキュメンタリー映画『同じ遺伝子の3人の他人』のドラマ版に出演交渉中だと分かった。米Varietyが報じている。

衝撃の実話

『同じ遺伝子の3人の他人』で中心となるのは、別々の家族に引き取られて養子となり、他人同士として育った三つ子のボビー・シャフランとデヴィッド・ケルマン、エディ・ギャランド。成長した三人は奇跡の再会を果たし、その感動的なストーリーが世界中で報じられて瞬く間に注目の的となるが、三人が引き裂かれた背景には想像を絶する秘密が隠されていたことが明らかになる…。アメリカの研究所が密かに行なっていた双子・三つ子の研究、そして双子の人身売買に迫る衝撃のドキュメンタリー映画。2018年のサンダンス映画祭で発表された本作は、ドキュメンタリー・ストーリーテリング部門の審査員特別賞を受賞した。

製作陣

現在進行している出演交渉が締結した場合、ベンは主役の三つ子を演じ、一人3役をこなすことになる。『サンフランシスコの空の下』や、『マスターズ・オブ・セックス』を手がけたエイミー・リップマンが、脚本・ショーランナー・製作総指揮を担う。ベンは、シドニー・キンメル(『クレイジー・リッチ!』)、ジョン・ペノッティ(『グレタ GRETA』)、チャーリー・コーウィン(『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』)、マーシー・ロス(『グレイス&フランキー』)らと製作総指揮にも名を連ねる。

ベンは主に映画界を拠点にしているが、恋愛コメディドラマ『バーニング・ラブ』では3シーズンにわたって製作総指揮・出演を兼任し、米CWのサスペンスドラマ『イン・ザ・ダーク』では製作総指揮として参加。米Showtimeのリミテッドシリーズ『エスケープ・アット・ダンネモラ~脱獄~』では監督・製作総指揮を務めた。

『同じ遺伝子の3人の他人』のドラマ版に、ベンの出演が決定するだろうか。続報や他のキャストなどの新情報にも注視しておきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo: ベン・スティラー©NYKC/FAMOUS/『同じ遺伝子の3人の他人』公式Twitter(@iiistrangers)より