デヴィッド・テナント主演の新作ドラマ『リトビネンコ暗殺』(全4話)が、「スターチャンネルEX」にて独占日本初配信中! この度、主演アレクサンドル・リトビネンコを演じたデヴィッド・テナント他、メインキャスト・スタッフが本作に込めた思いや制作の裏側を語る貴重な特別映像が解禁となった。
『リトビネンコ暗殺』とは
2006年にロンドンで起きたロシア人元スパイ、リトビネンコの暗殺事件。“ロンドン警視庁史上最も複雑、かつ危険な捜査”と言われたこの事件の真相を追求し、懸命に戦ったロンドン警視庁の捜査官たちと、夫を亡くした妻、マリーナ・リトビネンコの10年間に及ぶ苦難の捜査の全貌を、警察と遺族ら全面協力のもと、徹底的なリサーチに基づき映像化したノンフィクションドラマ。
あらすじ
2006年11月1日、ロンドン。ロシアからの亡命者、アレクサンドル・リトビネンコはイギリス国籍を取得したことを妻マリーナと息子アナトーリとともに喜んだのもつかの間、吐血する。病院で彼は「暗殺者に毒を盛られた」と主張。そして死の床でロンドン警視庁のブレント・ハイアット警部補らに自分が元FSB(ロシア連邦保安局)職員であることを明かし、「暗殺を指示したのはウラジーミル・プーチンだ」と訴え死亡する。死後、リトビネンコの体内からは猛毒の放射性物質“ポロニウム210”が検出される。誰がリトビネンコを暗殺したのかー。真実を知るためにマリーナとロンドン警視庁の苦難の戦いが始まるー。
「事実とはとても信じられない」
放射性毒物を投与され暗殺されたアレクサンドル・リトビネンコ役のデヴィッドは「事実とはとても信じられない」と衝撃を受けた様子を見せ、「暗殺の唯一の証人は彼自身だ」と真剣な表情で答えた。
捜査に奮闘するハイアット警部補役のニール・マスケル(『ピーキー・ブラインダーズ』)は「彼(リトビネンコ)が真実を明かすため必死に闘った姿が描かれる。目が離せない映像だ」とリトビネンコの生き様を明かす。
本作を制作するうえで最も重視した点を「マリーナ・リトビネンコとの信頼関係」と明かした脚本・製作総指揮のジョージ・ケイ(『Lupin/ルパン』『キリング・イヴ/Killing Eve』)は、マリーナは「ドラマの製作に不可欠だった」と強く主張。実際にマリーナ本人に話を聞き、マリーナ役を演じたマルガリータ・レヴィエヴァ(『ブラックリスト』『リベンジ』)は「病院で彼女は夫の死を予想しながら、彼のために真相解明を誓った」と最愛の夫を亡くしたマリーナの強い思いを感じたという。監督ジム・フィールド・スミス(『クリミナル』シリーズ)も「マリーナの協力を得て製作できて幸運だった」と制作秘話を明かした。
最後に本作についてデヴィッドは「地政学の点でも人物についても真相に迫ろうとした捜査が描かれる。起こるべくして起こった事件」と指摘。事件を長年追い続けた共同プロデューサーのリチャード・カーバージは「極めて凶悪な事件への挑戦を描いた」と作品への意気込みを語った。
キャスト・スタッフの熱い思いが込められた『リトビネンコ暗殺』は、「スターチャンネルEX」にて独占日本初配信中。第1話は無料で配信。「BS10 スターチャンネル」では2月6日(月)から独占日本初放送を開始。(海外ドラマNAVI)
Photo:『リトビネンコ暗殺』©ITV Studios Limited All rights reserved.