『LAW & ORDER』オリジナル版キャスト、リバイバル版への復帰の可能性に言及

犯罪捜査ドラマの金字塔『LAW & ORDER』が12年ぶりの復活を遂げ、シーズン21で帰って来た。リバイバル版には、オリジナルシリーズのキャストが複数復帰しているが、シーズン12~15でニューヨーク州地方検事補、セリーナ・サウザリン役を演じたエリザベス・ロームがカムバックの可能性について言及している。

「何ごとにもオープン」

米CBSで放送中のシーズン22にセリーナは戻って来ていないが、11月10(木)に放送された第7話「Only the Lonely(原題)」でエリザベスがエピソード監督を務めている。リバイバル版に関与しているということは、近いうちにセリーナの登場を期待してよいのだろうか?

米TV Lineのインタビューに応えたエリザベスが、セリーナの復帰を望む声はあるが、「まだ計画はない」と明かしている。「今の時点では、ただ私はディレクターチェアに戻り、彼らのために監督したいだけなの。でも、何ごとにもオープンよ」とコメントし、セリーナ役再演に前向きな姿勢を見せている。

復帰キャストと再会も

またエリザベスは、リバイバル版にジャック・マッコイ地方検事役でカムバックしたサム・ウォーターストンとの再会をこう振り返っている。「信じられなかったわ。少し前まで新人として、彼の相棒を演じる次の女性キャラクターだった私が、今はこうして別の形でコラボレーターになる特権を手にしたから。サムは自分の仕事が大好きで、それが伝わってくるの。彼は今でも自分のキャリアに非常に献身的で、私に対しても凄く寛大で褒め言葉を伝えてくれるし、私が成功するよう応援してくれている。彼は私がどれだけ監督業が好きか、どれだけ監督としてのキャリアを再構築するために努力してきたかを知っているの」

『LAW & ORDER』を降板後にエリザベスは、『メンタリスト』や『新ビバリーヒルズ青春白書』など数多くの人気ドラマシリーズにゲスト出演。『アメリカン・ハッスル』や『スキャンダル』などの映画にも出演しているが、ここ近年は監督業に進出。TV映画『ガール・イン・ザ・ベースメント』をはじめ3本の映画でメガホンを取り、上述の『LAW & ORDER』のエピソードにてドラマシリーズの監督デビューを果たした。現在、監督業に注力している様子のエリザベスはセリーナ役を再演するよりも、『LAW & ORDER』にエピソード監督としてカムバックする可能性の方が高いかもしれない。

『LAW & ORDER』シーズン22はCBSにて毎週木曜日に放送中。日本ではシーズン21が、スーパー!ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメにて(全10話)、12月19日(月)22:00より独占日本初放送。【二カ国語版】毎週月曜 22:00 ほか【字幕版】毎週月曜 24:00 ほか(海外ドラマNAVI)

Photo:エリザベス・ローム公式Instagramアカウント(@elisabethrohm)より