『ザ・クラウン』シーズン5で注目すべき3つの重要な人間関係とは?

Netflix製作、英女王エリザベス2世の治世を描くドラマ『ザ・クラウン』。米TV Insiderが、11月9日(水)より配信のシーズン5で「注目すべき3つの重要な人間関係」を取り上げているので紹介する。
各シーズンで異なる時代に焦点を当て、英王室の人間関係や英国で起きた事件など史実にインスパイアされた本シリーズで、シーズン5は1990年代が描かれる。

エリザベス女王2世とエディンバラ公爵フィリップ王配の関係

1992年11月24日にエリザベス女王2世の即位40周年を記念する式典が開催され、英王室の人間関係を詮索する国民の好奇心に満ちた視線は強くなる一方だった。シーズン5よりエリザベス2世を演じるイメルダ・スタウントン(『ダウントン・アビー』『ハリー・ポッター』シリーズ)は、「国民は王室の生活に更に立ち入るようになります」とコメント。エリザベスの夫であるフィリップ王配について、「彼は制限された状況に閉じ込められている人です。彼は何を考えているのでしょうか?」と疑問を投げかけており、エリザベス2世とフィリップ王配の夫婦関係に注目すべきだと示唆している。

チャールズ皇太子(現英国王)とダイアナ妃の関係

シーズン5よりダイアナ妃役を引き継ぐエリザベス・デビッキ(『ナイト・マネジャー』『TENET テネット』)が、新シーズンにて注目すべきチャールズ皇太子とダイアナ妃の関係に言及している。「今シーズンで視聴者は、不幸なカップルが公の場で披露する“セカンド・ハネムーン”を目にします。これは、ダイアナとチャールズの和解の場を生み出すための試みだったんです」と語っており、心が離れてしまった二人が歩み寄れるのかどうかも焦点になる模様。夫婦の絆が揺らぐなか、ダイアナは将来の恋人となる富豪のドディ・アルファイド(カリド・アブダラ)と出会い、あの悲劇的な交通事故へ繋がる伏線がストーリー展開に織り込まれるようだ。

マーガレット王女とピーター・タウンゼント

エリザベス2世の妹で自由奔放なマーガレット王女は、シーズン5で過去に恋人だったピーター・タウンゼントと再会する。シーズン5でマーガレット王女役を演じるレスリー・マンヴィル(『マレフィセント』シリーズ)が、「マーガレットは彼と再会したことで、(もし彼と別れていなかったら)自分の今がどうなっていたかというビジョンをかき立て、数十年前に二人の関係に反対した姉に言葉を投げかけることになります。マーガレットは姉に向かって、“姉さんが私から奪ったものを見て!”と言うんです」と語っている。マーガレット王女とピーターの恋が再燃することになるのか、そしてマーガレットとエリザベスの姉妹関係も注目点となりそうだ。

キャストは?

上述の新キャストの他に、フィリップ王配役でジョナサン・プライス(『ザ・ループ TALES FROM THE LOOP』)、チャールズ皇太子役でドミニク・ウェスト(『アフェア 情事の行方』)が加わる。

『ザ・クラウン』シーズン5は、Netflixにて11月9日(水)より配信。(海外ドラマNAVI)

 

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Photo:『ザ・クラウン』Netflixにて独占配信