Netflix『ザ・クラウン』シーズン5についてわかっていること

先日発表された第78回ゴールデン・グローブ賞でドラマ部門作品賞、女優賞(エマ・コリン)、男優賞(ジョシュ・オコナー)、助演女優賞(ジリアン・アンダーソン)の4冠に輝いたNetflixオリジナルシリーズ『ザ・クラウン』。まさに今、飛ぶ鳥を落とす勢いの話題のドラマの新シリーズについてわかっていることをここで押さえておこう。(参照:英HELLO!)

『ザ・クラウン』シーズン5について現時点で判明していること――。

■『ザ・クラウン』シーズン5リリース日

シーズン5の配信開始日は現時点では発表されていない。昨年11月にシーズン4が配信されたばかりであることを踏まえれば、新作が届くまで少し待たなくてはいけないかもしれない。米Deadlineによれば、新シリーズの制作は今年の6月に始まる予定だそうなので、2022年内に配信される可能性があるようだ。

■『ザ・クラウン』シーズン5出演者

『ザ・クラウン』では2シーズンごとに主要キャラクターの年齢に応じてキャストが入れ替わるスタイルとなっており、シーズン5からは主要キャストが一新される。

まず、エリザベス女王役はオリヴィア・コールマン(『女王陛下のお気に入り』)からイメルダ・スタウントン(『ハリー・ポッター』シリーズ)へ、フィリップ王配役はトビアス・メンジーズ(『アウトランダー』)からジョナサン・プライス(『ザ・ループ TALES FROM THE LOOP』)へと引き継がれる。

また、ダイアナ妃役はエリザベス・デビッキ(『ナイト・マネージャー』)、マーガレット王女役はレスリー・マンヴィル(『マレフィセント』シリーズ)、チャールズ皇太子役はドミニク・ウェスト(『アフェア 情事の行方』)がそれぞれ演じることが明らかになっている。

■『ザ・クラウン』シーズン5ストーリー

物語は、シーズン4が終わった1990年から始まる予定。シーズン4では現在も人気の高いダイアナ妃が初登場し、彼女とチャールズ皇太子の波乱に満ちた結婚生活にフォーカス。また、マーガレット・サッチャー元英国首相(ジリアン・アンダーソン)の登場とともに、当時の社会の文化的および社会的側面が政治的レンズを通して語られた。

年表に照らし合わせると、サッチャーの陥落、チャールズ皇太子とダイアナ妃の離婚、その後のダイアナ妃のパノラマのインタビュー、アンドルー王子とサラ・ファーガソンの離婚など、シーズ5の脚本に盛り込まれる可能性のある出来事が数多くある。

また、クリエイターのピーター・モーガンは、直近20年の出来事は描くことができないという制限があることを明かしている。これを念頭におくと、シーズン5では1990年代前半をカバーし、続くシーズン6でダイアナ妃の悲劇を含む1990年代後半をカバーする可能性があるようだ。

■『ザ・クラウン』シーズン5キャストのコメント

シーズン5に出演するキャストたちは、人気の高いドラマに参加できる喜びを語っている。ジョナサンは「Netflixで再び仕事ができることを嬉しく思います。『2人の教皇』を製作したというポジティブな経験が、フィリップ王配を演じるという困難な見通しに取り組む自信を与えてくれました。イメルダとレスリーがいるチームの中でピーター・モーガンと一緒にできることは楽しみです」と声明で述べていた。

一方でダイアナ妃役のエリザベスは英国王室のアイコンであるダイアナ妃を演じることについて「ダイアナ妃の精神、言葉、行動は多くの人々の心の中で生きています。第1話から夢中になった素晴らしいシリーズに参加できたことは、私にとって真の特権と栄誉です」と述べている。(海外ドラマNAVI)

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Photo:Netflixオリジナルシリーズ『ザ・クラウン』シーズン1~4は独占配信中。