ジョン・ステイモス、『フルハウス』リブートの可能性に言及「ボブなしでは同じではない」

1987年から8シーズンにわたって放送され、世界中のファンを虜にした大人気シットコム『フルハウス』。その30年後描く、Netflixのリブート続編ドラマ『フラーハウス』も大ヒットを放ったが、このフランチャイズが将来的に再び復活する可能性はあるのだろうか？　オリジナル版でジェシー役を演じ、リブート版にゲスト出演して製作総指揮も務めたジョン・ステイモスが語っている。

『フルハウス』ジョン・ステイモス、トニー賞追悼コーナーから省かれたボブ・サゲットについてのやるせない思い

アカデミー賞やトニー賞の授賞式では、亡くなった業界人を追悼するコーナーが設けられている。『フルハウス』のジェシー役で知られるジョン・ステイモスは、このコーナーで名前を挙げてもらえなかった親友ボブ・サゲットについて、思いを述べている。米Colliderが伝えた。 ジョン・ステイモスが綴った行き場のない...

欠けている部分がある

米E!Newsのインタビューに登場したジョンが、2022年1月9日に急逝し、オリジナル版でダニー・タナー役を演じたボブ・サゲットの存在なしに、シリーズのリブートが再び試みられる可能性があるかどうか質問され、こう返答している。

「彼がいないと同じではないよ。何か欠けている部分があるんだ。僕たちは数多くのトリビュートをやっている。Netflixのトリビュートもやったのだが、あれは素晴らしい追悼番組だったと思うよ。機会があるごとに彼のことを話しているし、僕がボブについて充分話題にしていないと、彼が文句を言っているのが聞こえるかもしれないね。これからも彼への追悼を続けていくけど、『フルハウス』については分かりません」ボブが永眠してから1年も経っていない今、ジョンにとって『フルハウス』のリブートは考えられないようだ。

ジョンが言及したNetflixの追悼番組とは『ダーティー・ダディ：ボブ・サゲットに捧ぐメモリアルスペシャル』のことで、今年1月にハリウッドのザ・コメディ・ストアで開催されたボブの追悼イベントの映像を編集した内容となり、ジョンも出演している。

ボブの訃報が報じられた際にジョンは、「心がズタズタだ。残念で仕方がない。本当にショックを受けている。彼のような友人はもう二度と僕の前に現れないだろう。ボビー、本当に愛してるよ」とツイートしていた。

『フルハウス』と『フラーハウス』の全シーズン、『ダーティー・ダディ：ボブ・サゲットに捧ぐメモリアルスペシャル』はNetflixにて配信中。（海外ドラマNAVI）