『ベター・コール・ソウル』シーズン6再登場を秘密にしていたあの二人、撮影時の裏話を明かす

大ヒットドラマ『ブレイキング・バッド』のスピンオフとして2015年にスタートした『ベター・コール・ソウル』。現在放送中のそのファイナルシーズン(シーズン6)に、本家から再登場するあの人たちが、撮影時の裏話を語った。米Deadlineが伝えた。

ファン待望のカムバックを果たすのは、ウォルター・ホワイト役のブライアン・クランストンとジェシー・ピンクマン役のアーロン・ポール。このほど、米Albuquerque Journalの取材に応じた二人は、秘密裏に進められたという撮影秘話と、その予想外の結末について話してくれた。

「とにかく内密にと言われたよ」と、ブライアンは撮影時を振り返る。「僕らは夜中のフライトで移動したんだ。そして飛行機を降りるとすぐにSUVに乗り込んで、(滞在先となる)Airbnbのメゾネットアパートへと送られた。彼が上の部屋、僕が下の部屋で、アパートからは出てはいけないと言われたね」

二人の復帰は部外秘にされ、セット以外の場所では人目を避けた行動が求められたそうで、「僕らは隠れ続けないといけなくて、アパートの中に閉じ込められていた」とアーロンは話す。

彼らによると、撮影は4日間で、行動スケジュールは厳しく管理されていたそう。アパートの部屋で衣装のフィッテイングやメイクを行い、撮影が終わるとそのまま部屋に直行して人目を忍んでいたのだという。

さらに、「ビッグサプライズ、ビッグシークレットになるはずだったのに」とアーロンは続け、「そしたら突然僕らの出演が発表されて。じゃあなんで牢屋に入れられていたんだって思うよね(笑)おちょくられていたみたいだよ」と、まさかの事前発表に拍子抜けになったことを明かした。

『ベター・コール・ソウル』は米AMCにてシリーズファイナルとなるシーズン6が放送中。ブライアンとアーロンは現地時間の7月25日(月)に放送される第10話「Nippy(原題)」に出演する。日本ではNetflixで独占配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ブレイキング・バッド』©Ursula Coyote/AMC