【海外ドラマ最新情報】『スノーピアサー』シーズン4で終了決定 

海外ドラマに関する最新ニュースをまとめてご紹介! 本日は、『スノーピアサー』が終了するニュースや、『ザ・ルーキー』スピンオフのレギュラーキャスト発表、Netflix『The Chosen One 選ばれし者』の製作が中断されたニュースをお届け。

『スノーピアサー』シーズン4で終了

2013年に公開されたポン・ジュノ監督(『パラサイト 半地下の家族』)の同名映画を基にした米TNTのSFサスペンスドラマ『スノーピアサー』。世界が凍てつく荒れ地となった後、人類の残骸を運ぶ列車に乗る乗客たちを描き、ダヴィード・ディグス (『ハミルトン』)、ジェニファー・コネリー(『トップガン マーヴェリック』)、イド・ゴールドバーグ(『ピーキー・ブラインダーズ』)、ケイティ・マクギネス(『ROOTS/ルーツ』)、ローワン・ブランチャード(『ガール・ミーツ・ワールド』)、ロベルト・ウービナ(『ナルコス』)らが出演。

今年1月にスタートしたシーズン3には、クラーク・グレッグ(『エージェント・オブ・シールド』)やマイケル・アロノフ(『ジ・アメリカンズ』)が加わり、さらにポール・ズビゼウスキー(『ヘルストローム』)が新しいショーランナーとして参加している。

TNTの広報担当者は、現在製作中のシーズン4で終了することについて、「本作は批評家からも絶賛され、ポストアポカリプティックというジャンルに大きな影響を与えました。今ではファンの心に永遠に残っています」と述べている。

『スノーピアサー』は日本ではNetflixにて配信中 。

『ザ・ルーキー 』スピンオフのレギュラーキャストが発表

『トゥモローランド』や『Girlboss  ガールボス』 などに出演するブリット・ロバートソンが、米ABCにて今秋に放送予定の『ザ・ルーキー』のスピンオフドラマ『The Rookie: Feds(原題) 』にレギュラー出演することが発表された。

『The Rookie: Feds』は、『ザ・ルーキー』シーズン4で紹介されたニーシー・ナッシュ(『ゲッティング・オン』)が扮する“FBIアカデミーで最年長の新人”シモーヌ・クラークが主人公に。 ブリットは、優秀な学者一家出身で、FBI行動分析課に史上最年少で入ることを認められたローラ・ステンセン役を演じる。同作にはブリットやニーシーの他、クリストファー・クラーク役でフランキー・フェイソン(『グッド・ファイト』) 、特別捜査官マシュー・ガルザ役でフェリックス・ソリス(『マインドハンター』)らが出演することが明らかになっている。

『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』のアレクシ・ホーリーとテレンス・ポール・ウィンターが製作総指揮を務め、共同製作には主演のナッシュやフィリオンのほか、マーク・ゴードン、ミシェル・チャップマン、ビル・ノークロスらがクレジットされ『ザ・ルーキー』製作チームが集結する。

Netflixシリーズ『The Chosen One』製作ストップ、自動車事故で2人死亡

現地時間6月16日(木)に、米バハ・カリフォルニア・スル州ムレヘ市付近で発生した自動車事故により、『The Chosen One(原題)』の出演者であるRaymundo Garduño CruzとJuan Francisco González Aguilarが死亡、その他6人が負傷し、同作の製作がストップとなった。負傷した他の俳優2名と製作スタッフ4名の容態は安定していると報告されている。

事故は、地元の空港に移動中に8名が乗車していたバンが道路から飛び出し横転したと伝えられている。Netflixはこの事故について現時点ではコメントを出していない。製作会社Redrumは制作を中断し、4月から制作されていた同シリーズがいつ再開されるかは不明。

『The Chosen One』は作家マーク・ミラーとアーティストのピーター・グロスによるコミックブックシリーズ 「American Jesus (原題)」を映像化。12歳の少年がイエス・キリストで聖書のような力を持ち、人類を救わなければならないと知る内容。

今回の事故は撮影現場での出来事ではないが、 製作現場における安全性についてソーシャルメディア上での議論を巻き起こした。2021年10月に西部劇映画『Rust(原題)』の撮影現場での事故で撮影監督ハリーナ・ハッチンスが亡くなったばかり。同作品は撮影現場での安全対策が守られていなかったことが発覚し、約13.6万ドルの罰金を科され、製作は再開されておらず、完成は見込めないものと思われる。

今後、事故の詳細や『The Chosen One』の製作が続けられるのかどうか、より明らかになるだろう。

(海外ドラマNAVI)