いよいよ7月8日（金）より公開となるマーベル・スタジオ最新映画『ソー：ラブ＆サンダー』。これまでにアベンジャーズと共に幾度となく世界を救ってきたソーの前に立ちはだかる最強最悪のヴィラン“神殺し”のゴアに扮するクリスチャン・ベール（『ダークナイト』）の驚異的なストイックさと、役どころに迫ってみた。
もはや別人！ 神業レベルの変貌ぶり
作品ごとに纏うオーラ、体型、容姿が“まるで別人”に変わり、作品ごとに「本人か？」と疑うほどの役作りで、数々の映画賞にその名を刻んできたクリスチャン。アカデミー賞とゴールデングローブ賞で助演男優賞をW受賞した『ザ・ファイター』では栄光破れた麻薬依存症のボクサーを演じるため13キロの減量に加え髪を抜き、歯並びまで変えて麻薬に溺れていく姿を熱演。一方、20キロの増量をして挑んだ『バイス』では、ブッシュ政権を陰で操ったとされるチェイニー副大統領の20代から70代までを一人で演じきり、もはや誰なのか分からない神レベルの変貌を披露していた。
中でも彼のストイックさが話題になったのは、ガリガリの不眠症男を演じた『マシ二スト』から、たった半年後に体重を45キロ増量させ、筋肉隆々なヒーローに変身した『ダークナイト』シリーズだ。常人とは思えない肉体改造に加え、数あるバットマンシリーズの中でも、クリスチャンの演じたバットマンはヒーロー映画の歴史を塗り替える記録と高評価を獲得している。
本領発揮！ 全身白塗りで挑む最強最悪ヴィラン
ハリウッド最強の超ストイック俳優であり、歴代最高のバットマンと称されるクリスチャンが、MCUの世界に降臨。全宇宙の神々の殲滅を目指す最強最悪のヴィラン“神殺し”のゴアとしてソーの前に立ちはだかる！
本予告編では、全身白塗りかつギザギザの鋭い歯で「全ての神を殺す」という恐ろしい台詞と共にインパクトあるルックスで登場。これまでのヴィランとは一味違う残忍さと冷酷さを感じさせる。さらに「貴様はこれまでの神と違うな。楽しめそうだ」と、宇宙最強のヒーロー・ソーを前にしても余裕の表情。予告だけでも徹底した役作りが垣間見える。バットマンとしてヒーロー映画の歴史を覆した彼が、今度はヴィランとして再びヒーロー映画の歴史を覆すのか?! クリスチャンの本領がいかんなく発揮された最強最悪のヴィラン姿に震えてほしい!!
『ソー：ラブ＆サンダー』は7月8日（金）より全国ロードショー。（海外ドラマNAVI）
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Photo:『ソー：ラブ＆サンダー』©Marvel Studios 2022
