世界中で社会現象を巻き起こした傑作犯罪ドラマ『ブレイキング・バッド』の前日譚ドラマ『ベター・コール・ソウル』。本作で主演を務めたボブ・オデンカークがファイナルシーズンの撮影中に感じた心境を明かしている。
『ブレイキング・バッド』シーズン2より、悪徳弁護士ソウル・グッドマンを演じて重要な役割を果たしたボブは、『ベター・コール・ソウル』で主役に昇格。10年以上もソウル/ジミー・マッギルを演じてきたボブにとって、ファイナルシーズンの撮影はかなり感慨深いものがあったのではないだろうか。米Chicago Tribuneとのインタビューで、その胸内を明かしている。
「『ベター・コール・ソウル』を終えることを宇宙の摂理に許されていると思うし、その達成感と完結の感覚は私にとって大きなものだった。『ベター・コール・ソウル』が実現していなかったら、もし様々な理由で物語を終わらせることができなかったら、おそらく前へ進む感覚を持てなかっただろう。今、撮影を終えた─という達成感があり、それは自信の一部になっている」
ボブが撮影を終了できたという達成感に浸っているのは、単に長期にわたって一人のキャラクターを演じ続けたことだけが理由ではないだろう。昨年の夏、シーズン6の撮影中にボブは軽い心臓発作を起こして入院する事態に見舞われた。数カ月の休みを経て無事に復帰したが、シリーズの撮影を終えることできないかもしれないと案じたことは想像に難くない。
『ベター・コール・ソウル』ファイナルシーズンは2部構成となり、前半の7話が米AMCにて4月18日(月)より放送開始。日本では4月19日(火)よりNetflixにて配信開始。(海外ドラマNAVI)
★『ベター・コール・ソウル』を今すぐ視聴する★
Photo:『ベター・コール・ソウル』©Greg Lewis/AMC/Sony Pictures Tel