
米AMCで2010年に放送スタートしたサバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』で、シーズン1よりダリル・ディクソン役を演じるノーマン・リーダスが、ファイナルシーズンの撮影最終日を迎えたことを報告した。
同名コミックスを下敷きにした本作は、前日譚ドラマ『フィアー・ザ・ウォーキング』をはじめとするスピンオフ作品を生み出し、ダリルとキャロル(メリッサ・マクブライド)を主人公にしたシリーズも待機中で、ますますそのユニバースが拡大中だ。
そんなメガ・フランチャイズの本家となる『ウォーキング・デッド』の撮影が幕を下ろすにあたり、シーズン1より特殊効果メイク・監督・製作総指揮を務めるグレッグ・ニコテロが、自身の公式Instagramにてノーマンとともに撮影最終日を迎えたことを動画で報告。ノーマンが、「最終日。12年間だ。愛してるよ、相棒。本当に楽しかった」と告げると、ニコテロはノーマンの肩に頭をのせて感無量の様子。
続けてニコテロが、「俺たちが赤ん坊だった頃、この番組を始めたときのことを覚えているかい? 俺は短髪だった」と言うと、ノーマンが「今、脳みそがショートしているような感じで、番組が終わることが本当に呑み込めないんだ」と返答。そして、「おそらく12時間後には、トイレでマティーニを飲みながら泣いているだろうな」と付け加えていた。
ファイナルシーズンの撮影終盤にはノーマンが現場で事故に遭い、脳震盪を起こしたことが報じられていたが、無事に撮影最終日を迎えることができて何よりだ。
そして、番組の公式Twitterで全177話、12年間に及ぶシリーズの撮影がすべて終了したことを報告している。
11 seasons, 12 years, 177 episodes, 1 amazing fan base. Thank you, #TWDFamily for joining us on this journey. pic.twitter.com/YrZDnDVOcE
— The Walking Dead on AMC (@WalkingDead_AMC) March 31, 2022
なお、本家シリーズは終了するが、ダリル&キャロルのシリーズ以外にもニーガン&マギーを主人公にしたミニシリーズ『Isle of the Dead(原題)』、アンソロジードラマ『Tales of Walking Dead(原題)』の企画も進んでいる。
『ウォーキング・デッド』ファイナルシーズンは3パートに分けられ、4月3日(日)にパート2が放送終了。パート3は今年8月にAMCにてリリース予定。日本ではDisney+(ディズニープラス)にて配信中。
(海外ドラマNAVI)
Photo:『ウォーキング・デッド』©Jace Downs/AMC