『ウォーキング・デッド』キャストがノーマン・リーダスのモノマネをした理由とは？

大ヒットドラマ『ウォーキング・デッド』でアーロンを演じたロス・マーカンドが、かつてノーマン・リーダスのモノマネをしたそうで、その理由も含めて語っている。米Screen Rantが報じた。

共演者同士の宴のため“ノーマンの威を借る”

ノーマンといえば、『ウォーキング・デッド』のシーズン1から登場する人気キャラクター、ダリル・ディクソン役でおなじみ。ダリルを主人公としたスピンオフ『ウォーキング・デッド：ダリル・ディクソン』のシーズン3が米AMCで9月7日（日）よりリリース予定だ。

一方、ロス演じるアーロンは、本家のシーズン5で登場するとダリルやリックをアレクサンドリア共同体へと導くキャラクターで、最終章となるシーズン11まで参加し続けた。同役として深い印象を残したロスは声優としても活躍しており、『ウォーキング・デッド』原作者とキャストが多数参加するアニメシリーズ『インビンシブル～無敵のヒーロー～』をはじめ、『ホワット・イフ…？』『X-Men ’97』など多くの作品で声の仕事もこなしている。

そんなロスは実は、アンドリュー・リンカーン演じるリックをはじめとした『ウォーキング・デッド』のキャラクターや有名人のモノマネがうまいことで知られる。Screen Rantが主催したイベントで、また新たなエピソードが明かされたようだ。

「誰かへのイタズラとして声真似をしたことがあるか？」と質問されたロスは、以前ノーマンの声を真似て自分を含む『ウォーキング・デッド』のキャストたちのためにレストランの予約を取ったことがあると明かした。予約したかった高級レストランに入るには、かなりの影響力が必要だったため、思い切ってノーマンになりきったとのこと。

「こういうことはめったにしないんだけど、そのレストランはすごく高級で、僕自身の格では到底予約が取れそうにないと思ったんだ。それで、（ノーマン風の声で）“やあ、『ウォーキング・デッド』のノーマン・リーダスだよ。今から仲間と10人くらいでそちらに行きたいんだけど、いいかな？”って感じで言ったら、“はい、ノーマン・リーダス様！　もちろんです。なんでもご要望にお応えします”って！　うまくいったんだ」

ちなみに、ノーマン本人はこの件についてまったく知らないという。

声優としても活躍するロスのこのエピソードは、彼の高い演技力を証明するとともに、キャスト陣の仲の良さも感じさせる。本家は終了したが、いつかスピンオフの中でアーロンがダリルのモノマネをするシーンもぜひ見てみたいものだ。

『ウォーキング・デッド』全11シーズンをはじめ、『ウォーキング・デッド：ダリル・ディクソン』『ウォーキング・デッド：デッド・シティ』といったフランチャイズ作品はU-NEXTにて配信中。（海外ドラマNAVI）

参考元：米Screen Rant