家族ドラマを描くヒーロードラマとは?『スーパーマン&ロイス』

待望の新作DCドラマ『スーパーマン&ロイス(原題:Superman & Lois)』がついにNHK総合にて日本初放送。他のDCドラマシリーズ同様、アクションも見どころの本作だが、ヒューマンドラマ要素も強く、他のスーパーヒーロー作品と一線を画している。

新作海外ドラマ『スーパーマン&ロイス』はどんな作品?

『THE FLASH/フラッシュ』『レジェンド・オブ・トゥモロー』などのアローバース(The CWverse)の1作品として、2021年に米CWで放送開始。日本では2022年4月よりNHK総合にて放送スタート

世界一有名なヒーロー、スーパーマン/クラーク・ケントとジャーナリストの妻ロイス・レインの共働き夫婦が、思春期の息子二人と向き合いながら、地球と家庭の平和を守るSFアクション・ヒューマンドラマ。物語はクロスオーバーエピソード『クライシス・オン・インフィニット・アース 最強ヒーロー外伝』の直後からスタートするが、これまでのシリーズを見ていなくても楽しめる内容となっている。

『スーパーマン&ロイス』あらすじ

『スーパーマン&ロイス』ついに日本上陸

赤ん坊のときに遠いクリプトン星から地球に送られてきた「鋼鉄の男」スーパーマン。長年スーパーパワーを駆使し、数々の邪悪な敵と戦い地球の平和を守ってきたが、普段は一般市民クラーク・ケントとして過ごしている。

そのクラークが有名なジャーナリスト、ロイスと結婚し、双子の男の子の父親に。スポーツ万能で明るく人気者のジョナサンと、内向的で精神的に不安定なジョーダン。地球を救う使命のために不在がちだったが、思春期に突入した息子たちと向き合うため、家族と一緒の時間を増やそうと、自分が育った地方の町スモールビルに戻ることにする。

やがて息子のひとりがスーパーパワーを受け継いでいることがわかり、息子たちに自分がスーパーマンだと明かす。しかし、家族との新しい一歩を踏み出そうとした矢先、ロイスと敵対する大物実業家やスーパーマンを敵視する謎の男が現われる。

『スーパーマン&ロイス』と他のアローバース作品との違い

他のスーパーヒーロー作品と同様に、地球の平和を守るためアクションシーンもたくさんあるが、一線を画し、ヒューマンドラマ要素も強い。本作ではスーパーヒーローも父親。クラーク(スーパーマン)が、妻と協力し思春期の息子たちを育てる父親として奮闘する姿や、クリプトン星の実の両親、養父母への思いを馳せる姿を描いている。

『スーパーマン&ロイス』ついに日本上陸

また、クラークとロイスの夫妻が都会を離れ、田舎町スモールビルに移住することになったきっかけは、不況により働いていたデイリー・プラネット社を解雇されたから。

ロイスを演じているエリザベス・トゥロックは本作について、「地に足が着いていて、すごく現実的。ロイスは実力があるジャーナリストで夫はスーパーマンだけど、この夫婦は信じられないほど親しみやすく、普通の人々が直面している同じ問題に対処している」と述べ、視聴者が共感できるリアルな問題を取り上げていることが本作の見どころ一つとなっている。

また、クリエイターのトッド・ヘルビングは当初、どうすれば新スピンオフドラマを新鮮な作品にできるか考えて、途方に暮れていたといい、「(共同クリエイターのグレッグ・)バーランティが、“じゃあ、家族の番組を作ろう”と言ったんです。彼は“クラークとロイスは結婚している。それ以外のことは分からないから、そこから始めよう”という感じだったんです」と述べている。

そして、製作総指揮を務め、パイロット版でメガホンを取ったリー・トランド・クリーガーは本作の方向性を決めるうえで話し合ったことを明かしている。「私たちは、スーパーヒーローの状況に少しギアチェンジが必要だと話し合いました。TVの立ち位置が大きく変わっているからです。『ザ・クラウン』や『マインドハンター』、『エスケープ・アット・ダンネモラ~脱獄~』のような素晴らしい作品が存在していて、そのリストは数え上げればきりがありません。長編映画レベルの素晴らしい作品が製作されています。『THE FLASH』のシーズン1や『ARROW/アロー』のシーズン1とは、まさに別世界なのです」

『スーパーマン&ロイス』キャスト

スーパーマン/クラーク・ケント役で主演を務めるのは、『SUPERGIRL/スーパーガール』の登場に始まり、すでにアローバースで同役を演じていたタイラー・ホークリン(『ティーン・ウルフ』)。ロイス・レイン役もエリザベス・トゥロック(『GRIMM/グリム』)が引き続き演じる。

そして、クラークとロイスの双子の息子、ジョナサン役をジョーダン・エルサス(『リトル・ファイアー 彼女たちの秘密』)が、ジョーダン役をアレックス・ガーフィン(『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』)が扮する。その他、ロイスの父親で陸軍大佐サミュエル・レイン役をディラン・ウォルシュ(『アンフォゲッタブル 完全記憶捜査』)が演じ、エマニュエル・シュリーキー(『メンタリスト』)、エリック・バルデス(『グレイスランド 西海岸潜入捜査ファイル』)、インディ・ナバレッテ(『13の理由』)、ソフィア・ハスミク(『最高に素晴らしいこと』)、アダム・レイナー(『MISTRESS<ミストレス>』)、ウォレ・パークス(『ヴァンパイア・ダイアリーズ』)らが出演。

さらに、シーズン1では、『ARROW/アロー』のジョン・ディグルを演じたデヴィッド・ラムゼイが同役で出演する他、第7話でエピソード監督も務めている。なお、シーズン2ではマーベルドラマ『エージェント・オブ・シールド』のジェマ・シモンズ役で知られるエリザベス・ヘンストリッジがエピソード監督を務めている。

シーズン3の製作も決定!『スーパーマン&ロイス』

本国アメリカでは現在シーズン2が放送中で、先日シーズン3の製作も発表された『スーパーマン&ロイス』。記念すべきシリーズ第1話(シーズン1第1話)は、CWにおいて放送&ストリーミングの総視聴者数は270万人を記録、第1話の放送後早くもシーズン2へ更新され、注目の高さが伺える。

『スーパーマン&ロイス』ついに日本上陸

『スーパーマン&ロイス』(全15話)情報

9月7日(水)より
・ダウンロード販売/デジタルレンタル/DVDレンタル開始
・ブルーレイコンプリート・ボックス 14,000円(税込)
<映像特典:約76分>
『スーパーマン&ロイス』:受け継がれた希望/DCファンドーム/スーパーマンが体現する精神力/ヒーローと仲間たち

発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント

(海外ドラマNAVI)

Photo:『スーパーマン&ロイス』SUPERMAN & LOIS and all related pre-existing characters and elements TM and © DC. Superman & Lois series and all related new characters and elements TM and © Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.