『スーパーマン&ロイス』のロイス役に、『GRIMM』エリザベス・トゥロックが起用された理由とは

米CWで近日放送開始されるDCの新作ドラマ『スーパーマン&ロイス』でロイス・レインを演じるエリザベス・トゥロック(『GRIMM/グリム』)が、自分がロイス役に選ばれた理由を明かした。米Comicbook.comが報じている。

エリザベスは、2018年にCWで放送されたアローバース・エピソード「エルスワールド」にロイス・レイン役で初登場。翌年の「クライシス・オン・インフィニット・アース」にも同役で出演し、『スーパーマン&ロイス』でメインキャストの一人として名を連ねることに。

ロイス役を勝ち取るためにエリザベスはオーディションを受けたとき、他の候補者とは違うアプローチで挑んだと明かしている。彼女がオーディションで読んだのは、1981年に公開された映画『スーパーマン II/冒険篇』から削除されたシーンだったという。

その場面は、デイリー・プラネット社の同僚クラーク・ケントがスーパーマンではないかと疑っていたロイスが、彼に向けて空砲の銃を撃つという少しシリアスなシーンだ。ほとんどの女優は脚本にある通りにシリアスな雰囲気でアプローチしたそうだが、エリザベスは遊び心を交えながら演じたという。「ただ楽しく演じた。そして、最後に彼が死なないとき、私は喜んで叫んだの。"私はそれを知っていた"と」

その後、『SUPERGIRL/スーパーガール』で製作総指揮を務めるジェシカ・クエラーから、「あの演技が、私たちが求めていたものだったの。ロイスには生きる喜びがなくてはいけないから」と言われたとのこと。どうやら、エリザベスが狙ったパフォーマンスは完全に的を得ていたようだ。

エリザベスがロイス役で出演する『スーパーマン&ロイス』は、CWにて2月23日(火)に放送スタート。(海外ドラマNAVI)

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『Superman & Lois』公式Twitterより