全米視聴率ランキングで、ストリーミングのトップ10(ニールセン調べ)が発表された。
2022年2月14日(月)から2月20日(日)までの順位は以下の通り。
<総合>
1.『令嬢アンナの真実』(Netflix/計9話)...32億8300万分
2.『ラブ・イズ・ブラインド ~外見なんて関係ない?!~』(Netflix/計23話)...14億3900万分
3.『ミラベルと魔法だらけの家』(Disney+/計1話)...12億2400万分
4.『オザークへようこそ』(Netflix/計37話)...10億8300万分
5.『ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~』(Amazon/計8話)...9億3500万分
6.『スイート・マグノリアス』(Netflix/計20話)...8億9800万分
7.『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』(Netflix/計354話)...8億5600万分
8.『ココメロン ~うたってまなぼう~』(Netflix/計15話)...6億6100万分
9.『クリミナル・マインド』(Netflix/計320話)...6億4700万分
10.『マーベラス・ミセス・メイゼル』(Amazon/計28話)...4億9900万分
<オリジナルドラマ>
1.『令嬢アンナの真実』(Netflix/計9話)...32億8300万分
2.『ラブ・イズ・ブラインド ~外見なんて関係ない?!~』(Netflix/計23話)...14億3900万分
3.『オザークへようこそ』(Netflix/計37話)...10億8300万分
4.『ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~』(Amazon/計8話)...9億3500万分
5.『スイート・マグノリアス』(Netflix/計20話)...8億9800万分
6.『マーベラス・ミセス・メイゼル』(Amazon/計28話)...4億9900万分
7.『レイジング・ディオン』(Netflix/計17話)...4億8900万分
8.『スペース・フォース』(Netflix/計17話)...4億3800万分
9.『今、私たちの学校は...』(Netflix/計12話)...3億4000万分
10.『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』(Disney+/計7話)...3億3900万分
<非オリジナルドラマ>
1.『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』(Netflix/計354話)...8億5600万分
2.『ココメロン ~うたってまなぼう~』(Netflix/計15話)...6億6100万分
3.『クリミナル・マインド』(Netflix/計320話)...6億4700万分
4.『グレイズ・アナトミー』(Netflix/計383話)...4億6300万分
5.『となりのサインフェルド』(Netflix/計171話)...4億1400万分
6.『ミッキーマウス クラブハウス』(Disney+/計63話)...3億3800万分
7.『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』(Netflix/計328話)...3億3500万分
8.『New Girl ~ダサかわ女子と三銃士』(Netflix/計146話)...3億3500万分
9.『ブルーイ』(Disney+/計87話)...2億9800万分
10.『ダウントン・アビー』(Netflix/計50話)...2億9100万分
<映画>
1.『ミラベルと魔法だらけの家』(Disney+/計1話)...12億2400万分
2.『ヴィンセントが教えてくれたこと』(Netflix/計1話)... 4億1100万分
3.『Tinder詐欺師: 恋愛は大金を生む』(Netflix/計1話)...3億3400万分
4.『怪盗グルーのミニオン危機一発』(Netflix/計1話)...3億400万分
5.『悪魔のいけにえ -レザーフェイス・リターンズ-』(Netflix/計1話)...3億300万分
6.『ブラックハット』(Netflix/計1話)...2億5300万分
7.『わが拳に復讐を』(Netflix/計1話)...1億8600万分
8.『怪盗グルーの月泥棒』(Netflix/計1話)...1億8200万分
9.『トールガール 2』(Netflix/計1話)...1億7200万分
10.『モアナと伝説の海』(Disney+/計1話)...1億6800万分
配信のランキングでは、レーティングと視聴者数によって順位が決まる放送番組と違って、期間中に視聴された時間の長さが鍵を握る。その時間の長さは1話平均でなく配信中の全エピソードを合わせたもののため、話数が多ければ多いほど有利になる計算だ。各配信の「オリジナルドラマ」「非オリジナルドラマ(放映権を獲得した他社作品)」「映画」という3つのジャンルと総合のランキングをそれぞれご紹介しよう。
総合部門では、前週4位だった『令嬢アンナの真実』が32億8300万分の視聴時間を記録しトップに浮上。ドイツの大富豪の令嬢になりすまし、NYの社交界で人気をさらいながら富を巻き上げたアンナ・デルヴェイ。アンナはニューヨーク随一の詐欺師なのか、それとも新たなアメリカン・ドリームの体現者なのか?アンナが裁判を待ち受けるかたわら、ニューヨーク最大の疑問となった、アンナ・デルヴェイとは何者かという問いに答えを出そうと奔走する記者。いつしか二人の間には、愛憎入り混じった奇妙な絆が生まれていくのだった。『オザークへようこそ』でエミー賞を獲得したジュリア・ガーナーがアンナ・クラムスキーと共演し、制作陣には、『グレイズ・アナトミー』で知られるションダ・ライムズが名を連ねた話題作だ。
オリジナルドラマ部門のトップ3は、先述の『令嬢アンナの真実』、実験的恋愛リアリティ番組『ラブ・イズ・ブラインド ~外見なんて関係ない?!~』、Netflixオリジナルドラマ『オザークへようこそ』となっている。この週、新しくトップ10入りしたのは2作品。1本目は2月17日(木)にシーズン4の第1話と2話が配信開始となった『マーベラス・ミセス・メイゼル』が6位にランクイン。1958年のニューヨーク、高級住宅街のアッパーウエストサイドの住人であるミッジは、夫や子どもたちに囲まれ幸せな日々を過ごしていた。ところが、ある出来事によって日常が一変した彼女は、コメディアンとして人生を歩んでいくことを決意する。本作は『ギルモア・ガールズ』のクリエイター、エイミー・シャーマン=パラディーノが手掛けている。2本目は8位にランクインした『スペース・フォース』。18日(金)にシーズン2が解禁となっている。本作は、2018年にドナルド・トランプ大統領が発表した米軍の第6番目の部門となる"宇宙軍"にインスパイアされたコメディドラマ。リメイク版『ジ・オフィス』で主演したスティーヴ・カレルが同シリーズのスタッフと再タッグを組み宇宙軍のトップを演じている。
その他、前週トップの『ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~』が4位に陥落、『スイート・マグノリアス』が2位から5位、『レイジング・ディオン』が6位から7位、『今、私たちの学校は...』が8位から9位、『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』が5位から10位にそれぞれ変動している。また、アニメシリーズ『魔法が解けて』、『窓辺の女の向かいの家の女』の2作は、この週トップ10陥落となった。
非オリジナルドラマ部門では、この週も『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』が首位。トップ10にはお馴染みの作品が並ぶ中、ミッキーマウスと仲間たちによる早期教育向け番組『ミッキーマウス クラブハウス』が6位に浮上。本作とオーストラリア発のアニメーション『ブルーイ』が9位にランクインしたのに代わり、SFアニメ『リック・アンド・モーティ』や『ザ・シンプソンズ』が姿を消している。
映画部門トップは、この週も変わらず『ミラベルと魔法だらけの家』。2位には2014年公開の『ヴィンセントが教えてくれたこと』が登場。酒とギャンブルに溺れる不良ジジイ、ヴィンセントは、ひょんなことからお隣に引っ越して来た小学生オリバーの放課後の面倒を見ることに。ヴィンセントは彼を行きつけのバーや競馬場にオリバーを連れ歩き、一見ろくでもないことを教え込んでいく。そうしているうちに不思議と2人の間には年の差を超えた友情が芽生え、ささやかな冒険の日々を過ごすが、ある事件をきっかけにそんな日々に終止符が打たれてしまう。本作でヴィンセント役をビル・マーレイが演じている。5位には18日に配信がスタートした『悪魔のいけにえ -レザーフェイス・リターンズ-』がランクイン。テキサスのゴーストタウンに先進的な価値観を持った若者集団が新規ビジネス発足のために乗り込むと、そこには人皮のマスクをつけた殺人鬼レザーフェイスがいるのだった――。ホラー映画の枠を超えて映画史に燦然と君臨する『悪魔のいけにえ』シリーズの最新作で、1974年の1作目から数えると9本目となる。7位は17日に配信がスタートとなった『わが拳に復讐を』に。超人的な力を持つ"五行の刺客"であるカイは仲間を殺され、敵を討つためにバンコクへ。カイは世界に迫る危機を知り、恐るべき古代の脅威に立ち向かっていく。『ザ・レイド』のイコ・ウワイス、『モータルコンバット』のルイス・タン、『マックス・スティール』のローレンス・カオが出演している。(海外ドラマNAVI)
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『令嬢アンナの真実』©Netflix