マーベル・スタジオが新たに贈る最新ドラマシリーズ『ムーンナイト』。配信開始に先駆け、主人公のムーンナイトことスティーヴン・グラントとレイラ、そしてヴィランとなるアーサー・ハローの日本語吹替版の声優が発表となった。
オスカー・アイザック演じる、ムーンナイトことスティーヴン・グラントの日本語吹替を担当するのは、関智一。アニメ『スパイダーバース』でも、オスカー演じるミゲル・オハラ(スパイダーマン2099)の日本語吹替を担当していた。そのほか、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品にも多く参加してきた関だが、主人公を演じるのは初!
「『アントマン&ワスプ』では敵役(ソニー・バーチ)、『ブラック・ウィドウ』では協力者(リック・メイソン)、そして今作で遂にヒーローを担当できる様になりました。やっとここまで来ました(笑)今はただただ、嬉しい気持ちで一杯です」と、率直な喜びを打ち明けた。
さらに「スティーヴンは内向的だけど、子供や動物にとても優しくて可愛い人だなぁと思いました。色々過去に秘密が有りそうで、そこも魅力になってるのかも」と、混在する人格の主人公の独特な魅力についても熱く語った。
メイ・キャラマウィ演じる、謎の考古学者のレイラ役の日本語吹替を担当するのは、小松未可子。アメコミドラマファンには、『SUPERGIRL/スーパーガール』の主人公カーラ・ダンバースの吹き替えでおなじみのことだろう。
小松は、「多くの人を魅了するエンターテイメントを生み出しているMCU! そんな素晴らしい作品の一つに、自分も参加出来て非常に嬉しく思いますし、 今もとても興奮しています」と参加への喜びを熱弁。
ミステリアスな主人公ムーンナイトについては、「ギャップという一言に収めるには範疇を超えてはいますが(笑)、とても魅力的だと思います。スティーヴンの温厚さと頼もしさ、ムーンナイトの冷静さと脆さ。どちらにも存在する儚さ。謎が多くはありますが、話が進むごとにどんどん惹きつけられます」と、知れば知るほど深みが増す魅力にハマっている様子だ。
本作のヴィランとなる、イーサン・ホーク演じるアーサー・ハローは、咲野俊介が務める。咲野はこれまでも『THE GUILTY/ギルティ』や『ストックホルム・ケース』など、数々の作品でイーサンの声を吹き替えてきた。MCU作品では、『マイティ・ソー』シリーズでヴォルスタッグ役も担当していた。
咲野は「またMCUの世界に戻ってこられて嬉しい限りです。ヴォルスタッグは豪放磊落、アーサーは繊細にして緻密、同じ世界線の中で真逆のキャラクターの吹替を担当出来ること、とても光栄に思っています」と感慨深い様子。
未だ謎に包まれたムーンナイトについては「地球から見る月は、見るたび色や形を変えその裏側は決して見せない。地球から最も近いにも関わらず、まだまだ謎の多い神秘的な星です。月の騎士"ムーンナイト"もまた、善人なのか悪人なのか、そして彼の闘う理由とは何なのか、その神秘性こそムーンナイトの魅力でしょう」と語っている。
『ムーンナイト』は、3月30日(水)16時よりDisney+(ディズニープラス)にて日米同時配信開始。(海外ドラマNAVI)
Photo:
『ムーンナイト』(C)2022 Marvel