『ディセンダント3』シャイアン・ジャクソン演じる死者の国の神"ハデス"、ビジュアルを本邦初公開

"もしディズニー・キャラクターに子孫がいて、10代だったら?"という発想から誕生したディズニー・チャンネルの人気シリーズ『ディセンダント』。その3作目に新たに登場するキャラクター、死者の国の神"ハデス"のビジュアルが本邦初公開となった。

本作は、ディズニーでおなじみの悪役たち(ディズニー・ヴィランズ)の子どもをメインキャラクターにしたTVミュージカル。『眠れる森の美女』の邪悪な妖精マレフィセント、『101匹わんちゃん』の悪女クルエラ・デ・ヴィル、『白雪姫』の女王イーヴィル・クイーン、『アラジン』の卑劣な右大臣ジャファー、『リトル・マーメイド』の魔女アースラ、『ピーター・パン』のフック船長、『美女と野獣』の狩人ガストン、『プリンセスと魔法のキス』の魔術師ドクター・ファシリエという悪役たちの子どもが登場する大ヒットシリーズ。

ギリシャ神話を元にしたヘラクレスの冒険を描くアニメーション映画『ヘラクレス』に登場するオリンポスの支配を企む死者の国の神"ハデス"。今作から登場することが2018年5月にディズニーより発表されていた。その際、複数のメディアが、同年2月公開の予告編で主人公マルの父親の正体は"ハデス"だと示唆しているのではと指摘していたが、その点についてディズニーは詳細を明かしていない。

"ハデス"に扮するのは、ミュージカルドラマ『Glee/グリー』でダスティン・グルースビー役を演じたり、ホラーアンソロジー『アメリカン・ホラー・ストーリー』シリーズにも複数の役で登場しているシャイアン・ジャクソン。

公開されたシャイアン扮する"ハデス"は、青いヘアウィッグをつけた印象的な外見。「凄く力強くて、象徴的」だとシャイアンは述べ、「髪型とメイクが効果的に作用しているところがとても気に入っている」と米Peopleに明かしている。

シャイアンによると「1980年代の元ロッカー」のような神を一部イメージしているとのこと。「"ハデス"は長い間生きてきて、語るべきことがたくさんある。白黒はっきりつけられない部分のある彼だからこそ、演じるのが楽しいんだ」と語る。

現在43歳のシャイアンは、2014年に同性結婚し、2歳になる双子の子どもがいる。彼らもシャイアンの"ハデス"を気に入っていると言い、「子どたちが怖がるんじゃないかって心配していたんだけど、僕が扮しているとちゃんとわかっていて、とても気に入っているんだ。この夏の公開が待ちきれないよ」と明かした。

「実は、この役がオファーされるまで、本作が世界中でどれほど人気があるのか知らなかった。この役を得たことを、子どもがいる友人に話した時の反応は、それはもう凄かったね。このようなファンタジーの世界に参加することができて、信じられない気持ちだ」と語っている。

(海外ドラマNAVI)

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『ディセンダント』©Disney