『ヘルボーイ』原作者に「彼しかいない!」と言わしめた『ストレンジャー・シングス』デヴィッド・ハーバーに迫る

地獄で生まれた悪魔の子が地球で育てられ、超常現象調査防衛局のエージェントとして活躍する『ヘルボーイ』が、9月に日本公開される。アメコミ原作の話題作で主演を務めるのは、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』で警察署長ジム・ホッパーを演じブレイクしたデヴィッド・ハーバー。原作者に「彼しかいない!」と言わしめたデヴィッドに迫る。

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『ヘルボーイ』は、アメコミ界の巨匠マイク・ミニョーラによる人気アメコミシリーズを映画化。2004年にはギレルモ・デル・トロ監督によって映画化されているが、本作はスタッフ、キャストを一新し、原作者ミニョーラの完全監修で制作される新たな作品だ。

そんな本作で、新たなヘルボーイを演じるのがデヴィッド。本日配信スタートの『ストレンジャー・シングス』シーズン3にも姿を見せ、さらにはスカーレット・ヨハンソン主演のマーベル映画『ブラック・ウィドウ』への出演も発表されている今注目の人物だ。

原作者のミニョーラは、デヴィッドとの運命的な出会いを明かす。「妻と『ストレンジャー・シングス』を見ていた時に「デヴィッドを見た妻が、"あの人こそヘルボーイよ"と言ったんだ。それを周囲に話す機会がないまま2週間後にプロデューサーから電話がかかってきて、"ハーバーはどうかな?"と尋ねられたんだ。つまり、彼以外にヘルボーイにふさわしい役者はいないということだ」

また、主演のオファーを受けたデヴィッドは「前作でヘルボーイを演じたロン・パールマンと張り合うようなことはしたくなかった」と胸中を明かし、「どの役者にもそれぞれに個性がある。たくさんの役者がハムレットを演じてきたけれど、役に対するそれぞれの俳優の解釈は異なる」と続ける。ヘルボーイを実際に演じたデヴィッドは、「ヘルボーイはまさに変人だ。人間たちにバカにされ侮辱される。僕もそう感じることがあるから彼に共感できるんだ。本当に"正常な"人間など、この世にはいない。それゆえに、僕も多くのファンもヘルボーイに惹かれるんだよ」とその魅力について語った。

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デヴィッド演じる超常現象調査防衛局<B.P.R.D.>のエージェントであるヘルボーイに、イギリスを荒らしまわっている巨人を退治せよとのミッションが下る。やがてヘルボーイは暗黒時代に封印された最強の敵ブラッドクイーンが1500年の眠りから覚めたことを知るが、ヘルボーイを王として迎え入れようと企てる彼女の甘言と魔力により、世界を滅亡させるほどのパワーを手にしてしまう。ロンドンの街を破壊し尽くすバトルは、やがて天変地異へとエスカレートする...。

社会現象を巻き起こすほどの人気となったシリーズの警察署長が、世界を救うダークヒーローに! 今後のデヴィッドの活躍にも目が離せない『ヘルボーイ』は、9月よりTOHOシネマズほか全国公開。(海外ドラマNAVI)

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『ヘルボーイ』
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