映画『アニー・ホール』でオスカーを獲得し、『恋愛適齢期』『マイ・ルーム』など3度のアカデミー賞ノミネートを誇る大御所女優ダイアン・キートン主演映画『チア・アップ!』。平均年齢72歳のチアリーディング・チームを無謀とも思える全米大会に導くため熱血指導を施すのが、Netflixの衝撃作『13の理由』で主人公ハンナ・ベイカーの友人ジェシカを演じたアリーシャ・ボー。本日3月6日(金)に23歳を迎える彼女が、本作で見せるドラマとはまた違う表情をご紹介しよう。
平均年齢72歳の女性がチアリーディング・チームを結成し、全米チアリーディング大会出場を目指すというこの驚きのストーリーは、なんと実話が下敷きとなっている。アリーシャが演じるのは高校生チアリーダ-、クロエ。
自身も過酷な練習をこなし大会を目指す中、ひょんなことからこの高齢女子チアチームのコーチとして振付をし、一緒に全米チアリーディング大会を目指すことになる。はじめは嫌々引き受けたコーチの仕事だったが、世間に笑われようとも、まっすぐ「いま」を全力で楽しむ今まで関わることのなかったチームの皆と過ごすにつれ、同世代の友人と違う新たな絆が徐々に芽生え、クロエは彼女たちのエネルギーに魅了され引っ張られていく――。
積年の夢であったチアリーディングに挑戦するチャーミングなヒロイン・マーサを演じるのは、アカデミー賞をはじめ数々の賞に輝く名女優であり、美しく歳を重ねファッション・アイコンとしても支持されるダイアン。『シークレット・シティ』のジャッキー・ウィーヴァー、『デッドマン・ウォーキング』のセリア・ウェストン、『Lの世界』のパム・グリアなど往年の大女優が夢の競演。その他、『オザークへようこそ』のチャーリー・ターハンや『HOMELAND』のデヴィッド・マルドナードなど海外ドラマでもお馴染みのキャストが名を連ねている。
余生をゆっくりと過ごすためシニアタウンに引っ越してきたマーサ。しかし、お節介な隣人シェリルに、「昔、チアリーダーになりたかったの」とこぼしたとこ ろ、「夢を叶えるのは今からでも遅くない」と焚き付けられ、チアリーディング・クラブを結成することに。オーディションに集まったのはチア未経験どころか、腕が上がらない、膝が痛い、坐骨神経痛持ちの8人。まわりには絶対できっこないと笑われ、バカにされながらも、お互いを励まし合いながら練習に打ち込みついに全米チアリーディング大会に出場を決めるが...。
最高の仲間と共に夢に向かってチャレンジする姿が、観るものの心を熱くし、夢、希望、そして元気を与えてくれる映画『チア・アップ!』。‟今"を生きるためのヒントが詰まった、笑って泣ける感動のハートフルストーリーは、4月10日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほかにて全国公開。(海外ドラマNAVI)
Photo:映画『チア・アップ!』配給:クロックワークス、アルバトロス・フィルム / © 2019 POMS PICTURES LLC All Rights Reserved / cheerup-movie.com