『キリング・イヴ』ジョディ・カマー、『フリー・ガイ』で「彼女しかいない!」と監督&ライアン・レイノルズから大絶賛される

何でもアリな"ゲームの世界"を舞台に、地味で平凡な「ゲームのモブキャラ」が「主人公=ヒーロー」を目指す『フリー・ガイ』。公開に先駆け、ライアン・レイノルズ演じる主人公ガイの人生を変えるきかっけとなるモロトフ・ガール役に抜擢された『キリング・イヴ/Killing Eve』のジョディ・カマーについてご紹介しよう。

『フリー・ガイ』は、強盗・乱闘・不死身など、何でもアリなオンライン参加型アクションゲーム「フリー・シティ」内で、平凡で退屈な毎日を繰り返すゲームのモブキャラが新しい自分に生まれ変わるために奮闘するアクション超大作。本作でジョディは「ゲームの世界」ではモロトフ・ガール、「現実世界」では彼女を操作するミリーを演じる。

ジョディは『キリング・イヴ』でサイコパスの暗殺者ヴィラネルを演じ、英国テレビアカデミー賞主演女優賞(ドラマ部門)とエミー賞主演女優賞(ドラマ部門)を受賞。今最も注目されている新鋭俳優の一人だ。

彼女について、監督のショーン・レヴィ(『ストレンジャー・シングス 未知の世界』)は「ジョディは、10年に1度の逸材と言えると思う。僕らはこれまでに何人もの俳優に会って来たけど、オーディションで4、5行脚本を読んだだけで、ライアンと僕は目を見張ってしまった。ジョディは一瞬でキャラクターになりきってしまって、彼女自身は完全に消えてしまうあそこまで変貌する俳優って見たことがないというくらい」と話している。

ライアンも「ジョディは最後のオーディションに残った一人だったけど、その時の彼女はまるで初めて映画で役を演じたメリル・ストリープのようだったんだ......。度肝を抜かれるくらい素晴らしかったよ」とハリウッドきっての大女優がよぎるほどの存在感だったことを語っている。

膝丈のブーツを履きこなすミステリアスでクールなモロトフ・ガールと、頭脳明晰だがちょっと冴えないゲーマー兼ゲームデザイナーのミリーという正反対の役を演じるジョディについて、レヴィ監督は「彼女はこの映画で正反対の役を演じるから、彼女の類い稀なる才能をこの映画で十分発揮してもらえる。同じ女優からまったく違う演技を見ることができるんだ」と語っている。

そして二人をうならせるほどの演技力を持つジョディは「この作品の規模やスケールにしても、私が二役を演じるという二元性にしても、私にとってものすごいチャレンジだったの。だけどこういうチャレンジは自分を成長させてくれる」と、ヒロイン抜擢の興奮とともに新たなチャレンジについて前向きだ。

ライアンとレヴィ監督が絶賛する、ジョディの変幻自在な演技が見られる『フリー・ガイ』は8月13日(金)全国公開。(海外ドラマNAVI)

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『フリー・ガイ』(C) 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.