『シャン・チー/テン・リングスの伝説』台詞を覚えない!?オークワフィナ流の役作りとは

公開からわずか2週間の週末で、世界全体で約280億円を記録するなど、大ヒット中の『シャン・チー/テン・リングスの伝説』。本作で主人公シャン・チーの親友として圧倒的な存在感を放つケイティを演じる、オークワフィナ(『オーシャンズ8』『フェアウェル』)のちょっと変わった(?)役作りに迫る。

『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフェーズ4作品。過去の自分と決別し、名前を変えて平凡に暮らしていたシャン・チーが、あることをきっかけに戦いの世界へ再び身を投じることになる...。

新ヒーロー"シャン・チー"の誕生を語るうえで欠かせないのが、親友ケイティの存在。10年来の付き合いがある二人は、サンフランシスコのホテルの駐車係として働き、日常を謳歌していた。利用客の高級車を乗り回したり、カラオケで朝まで歌い明かしたり、ケイティと実家で朝食を食べたりと、その仲睦まじい様子はまさに家族同然!

オークワフィナは自身が演じるケイティについて「私が演じるのに、とても楽しくて、簡単な役だった。なぜなら、彼女は私にとても似ているように感じるから」と語る。

本作ではシャン・チーとの自然な会話も印象的であったが、台詞の多い台本をどうやって覚えているのかと聞かれると「私は台詞を覚えない。だから、いつも怒鳴られる(笑)」とまさかの"台詞を覚えない"というオークワフィナ流の役作りを暴露!

「それでオッケーなの。わからないけど。みんながどうやって台詞を覚えるのかなって思って聞くと、"良い台詞の覚え方とは、書き留める"ことだって。それは良いやり方だけど、私は台詞を覚えない。でも、それでうまくいってる。だから大丈夫(笑)」と、台詞に頼らず自然に発した言葉で演技をするというこだわりを明かした。

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シャン・チー演じるシム・リウとの共演に対しては「私はシムと一緒に仕事をするのが大好き。彼と仲良くするのはとても簡単。彼はナイスな人なの。シーンのパートナーとして、私たちはとても楽しんだ。私たちはいつもジョークを言い合っていた」と笑いの絶えない撮影を振り返る。

そんな仲の良い二人は撮影中にもアドリブを連続させたが、その90%は使われなかったとか。自然体の演技やカメラの外でも仲睦まじい関係性など、すべてがうまく組み合わさって生まれた抜群のコンビネーションに注目してほしい。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は全国の劇場で大ヒット公開中。(海外ドラマNAVI)

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『シャン・チー/テン・リングスの伝説』©Marvel Studios 2021