『キングスマン:ファースト・エージェント』ダニエル・ブリュールが実在のペテン師を熱演!

スタイリッシュな英国紳士が、ド派手で超過激なスパイアクションを繰り広げる大人気シリーズの最新作『キングスマン:ファースト・エージェント』。公開に先駆け、今回は本作で詐欺師エリック・ハヌッセンを演じるダニエル・ブリュールを紹介しよう。

『キングスマン』シリーズといえば、その大胆な豪華キャスト陣たちの活躍も見どころの一つ。シリーズ最新作の本作では、主人公オックスフォード公役として、『007』シリーズのレイフ・ファインズが起用され、ヴィランとなるラスプーチンを『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』のリス・エヴァンスが演じる。そして、近年注目を集めているダニエルも登場! ダニエルは、ドイツで俳優として活躍し始めると『イングロリアス・バスターズ』、『ラッシュ/プライドと友情』などのヒット作に数多く出演。ドラマでは、主演を務めた犯罪ミステリー『エイリアニスト』が記憶に新しい。

今年に入ってからは、マーベル・スタジオのドラマシリーズ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』に出演し、大きな話題となった。彼が演じたのは、"アベンジャーズ"を綿密な計画を以って崩壊に導いた知能犯でありヴィランの"ジモ"。王族の家系だったという彼の尊大な態度や、周りの人々を欺こうと画策する姿は、同じくマーベルのキャラクターで世界的な人気を誇る"ロキ"を彷彿とさせ、マーベルファンの注目を一気に集めた。

本作でダニエルは、実在した詐欺師エリック・ハヌッセンを演じる。エリックは、闇の狂団からドイツに送り込まれた刺客であり、ドイツ皇帝に取り入り、参謀として暗躍するという役どころ。ダニエルは彼について「占い師で、少しばかりペテン師というキャラクターだよ。1930年代のドイツで、本当にスターだった策略家なんだ。人々は彼が超能力者で、未来を予測できると信じていたから、彼はベルリンのスタジアムを観客でいっぱいにすることができた。この映画では、第一次世界大戦の裏で糸を引く悪役の一人なんだよ」と紹介。『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』で演じた"ジモ"にも通じるような策略家であり、カリスマ性も持ち合わせているキャラクターは必見だ。

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彼の出演にあたり、監督のマシュー・ヴォーンは「ダニエルは素晴らしい俳優だ。驚異的で、正に一流だね。彼の出演するすべての作品で、『本当に素晴らしいな』と思っていたよ」と絶賛! さらに「実は、キャスティング・ディレクターには『ダニエルにはきっと断られるだろうが、一応聞いてみて』と言ったんだ。すると、彼がシリーズのファンだということが分かって、電話で話したところ、意気投合したんだよ。だから、彼に参加してもらえたのは本当に光栄なことだった」と、監督自らのラブコールで、ダニエルの出演が叶ったという。

ダニエルは『キングスマン』の世界にどんな強烈なアクセントを加えてくれるのか? 『キングスマン:ファースト・エージェント』は、12月24日(金)全国公開。(海外ドラマNAVI)

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