『ゾーイの超イケてるプレイリスト』キャスト&スタッフ、打ち切りは予想外だった!映画版続編に意欲

米NBCのミュージカルコメディ『ゾーイの超イケてるプレイリスト』は、シーズン2で打ち切りが発表された後、クリスマス映画の製作が決まったが、キャストとクリエイターが当時を振り返っている。

『ゾーイの超イケてるプレイリスト』は、ある日突然、他人の心の内を聞くことができる能力を持った主人公を描くミュージカルコメディ。数々のヒットナンバーに乗せて綴られる、ハートフルかつユーモア溢れるストーリーとコンセプトが大きな支持を得ていたが、クリフハンガーで終わったシーズン2をもって打ち切りとなってしまった。

その後、配信サービスでの救済も期待されていたがシーズン更新とはならなかったが、『Zoey"s Extraordinary Christmas(原題)』と題されたホリデームービーとして復活を果たすことに。この映画ではクリスマスをテーマにシーズン2最終話の続きが描かれ、11月30日にロサンゼルスのダウンタウンにてプレミア公開、12月1日にThe Roku Channelでリリースされた。映画版は、Rokuがオリジナル番組製作へ踏み出した記念すべき作品でもある。

クリエイターのオースティン・ウィンズバーグは、ドラマ版のキャンセルは予想していなかったと米The Hollywood Reporterのインタビューで振り返っている。「NBCから、この番組がカムバックしないと驚きの報告を受けた後、誰も映画なんて予期していなかった。だから、"このシリーズを他でできないか? もっと製作する可能性はあるだろうか?"と考えていたんだ」

そして、マックス役のスカイラー・アスティンも突然のキャンセルについて言及。「シリーズはあまりにも早く終わってしまったように感じたし、ファンも同じように思ったんじゃないかな。製作チームはクリフハンガーをいじらずに、(映画版は)そこから物語が始まる。ラストが未解決な感じだったからね」

もともと、クリスマス映画はドラマシリーズを締めくくる方法として製作されたが、キャストとスタッフの間では、物語が何らかの形で続くことを期待しているという。「間違いなく私は、次に行ける場所も他の映画のバージョンについても考えている。実際、映画は楽しかったから、もっとドラマシリーズを製作する代わりに映画をやるべきなのかもしれないね。スタジオがオープンなら、私も乗り気だよ」とウィンズバーグ。映画版が成功すれば、その続編にも期待が持てるかもしれない。

(海外ドラマNAVI)

Photo:

『Zoey"s Extraordinary Christmas』スカイラー・アスティン公式Instagramより(@skylarastin)