ジュリア・ロバーツ&ショーン・ペンの新作ドラマ『ガスリット』放送日が解禁に

Amazon Prime Original『ホームカミング』や映画『プリティ・ウーマン』などで知られるジュリア・ロバーツと、『ザ・ガンマン』や『L.A. ギャング ストーリー』など様々な作品で活躍するショーン・ペンが出演する新作ドラマの予告編が解禁となり、放送開始日も決定した。米TV Lineが報じている。

実際に起こった事件をドラマ化

米Starzが製作する『ガスリット 陰謀と真実(原題:Gaslit)』は、実際に起こったウォーターゲート事件を元にした作品で、現地時間で4月24日(日)から放送がスタートとなる。予告編でショーンとジュリアは、本人と見間違えるほど実在の人物になりきっている。

ウォーターゲート事件とは、1972年に6月17日に米ワシントンD.C.の民主党本部で起きた盗聴侵入事件に始まり、1974年8月9日に事件への関連を疑われて弾劾されたリチャード・ニクソン大統領の辞任までを総称する政治スキャンダルだ。

米Slateのポッドキャスト番組「Slow Burn(原題)」の第1シーズンを基にしたこのリミテッドシリーズは、「ウォーターゲート事件を現代的にアレンジし、このスキャンダルの知られざる物語と、忘れられようとしている人物たちにフォーカスを当てたもの。無能で日和見主義のリチャード・ニクソン元大統領の部下たちや、彼らが犯した罪を幇助する狂信者、そして腐った組織全体を崩壊に導く悲劇の内部告発者に至るまで、それぞれの人間の姿を描く」とある。

物語の中心は、ジュリア演じる妻のマーサ・ミッチェルで、「口が達者な大物」だと説明されているほか、「マーサはアーカンソー州の社交界のセレブで、ニクソンの忠実な司法長官ジョンの妻である」とのこと。一方、ショーン演じるミッチェル司法長官は、「気性が荒く、口が悪く、冷酷だが、歯に衣着せぬ物言いで有名な妻を絶望的に愛している」とされ、今回公開された予告編からも分かるように、妻マーサとニクソン大統領の間で選択を迫られることになるという。

その他のキャストには、ホワイトハウスの若き顧問弁護士ジョン・ディーン役にダン・スティーヴンス(『レギオン』)、モー・ディーン役にベティ・ギルピン(『GLOW:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング』)、G・ゴードン・リディ役にシェー・ウィガム(『ホームカミング』)、マーティー・ミッチェル役にダービー・キャンプ(『ビッグ・リトル・ライズ』)、ジャーナリストのウィニー・マクレンドン役のアリソン・トルマン(『FARGO/ファーゴ』)などがいる。

本作は、ジュリアと『ホームカミング』のエグゼクティブ・プロデューサー、サム・エスメイルが再タッグを組んだ作品。ジュリアと、シリーズのクリエイターであるロビー・ピカリング(『フリークス・シティ』)、監督のマット・ロス(『シリコンバレー』)、チャド・ハミルトン(『MR. ROBOT/ミスター・ロボット』)、ガブリエル・ロス(『カリフォルニケーション』)らが、製作総指揮に名を連ねている。

日本では、STARZPLAYにて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:

ジュリア・ロバーツ©Hubert Boesl/FAMOUS/ショーン・ペン©FAM020/FAMOUS