ねえねえ、次のエミー賞の司会、誰がいい?

 

9月に行われた今年のエミー賞授賞式、日本でもTVオンエアがあったと思いますが、感想はいかが? 実はアメリカでの評判はそんなに良いとはいえません。不評だったのが、円形ステージ(後ろ姿しか見えない観客席はかわいそう)、なんの関係もないミュージカルステージ(なんで「ジャージーボーイズ」なの? トニー賞じゃないんだから)、そして極めつけは『アメリカン・アイドル』司会で、アメリカのショウビズ界次世代の大物、ライアン・シークレストの司会でした。ライアンがあそこまで滑るの、初めて見た。ごめんね、ライアン、でも一番悔しいのは自分自身だったでしょう。

ライアン・シークレストの司会は、『アメアイ』と同じFOXでの放送だから、妥当といえるけれど、最近のエミー賞&アカデミー賞(オスカー)からしてみれば、珍しいことに思えました。このアメリカを代表するエンターテイメントの授賞式では、司会は決まってコメディアン。ここ数年のエミー賞司会は、エレン・デジェネレス、コナン・オブライエン、ゲーリー・シャンドリング。オスカーだと、今年はエレンだし、ビリー・クリスタル、クリス・ロック、ウーピー・ゴールドバーグも記憶に新しい。というわけで、私の覚えている限り、エミーとオスカーの授賞式は、コメディアンの司会が普通。

コメディアンといっても、こちら(アメリカ)のコメディアンは歌って踊ってっていう才能あふれる人が多いもんで、彼らが司会するだけでバラエティショーのいっちょあがり。しかも年中、セレブをこきおろしたり、からかったりするのが仕事だから、授賞式で少々はめを外しても問題になるわけじゃない、むしろ期待されてるわけで。

一方のライアン。ゲストからおもしろいコメントを引き出したり、司会進行は超一級。だけどライアンはコメディアンじゃなく、司会者/トークDJなんです。ジョークを言うのは本業じゃありません。エミー賞授賞式は進行よりも、受賞の合間を笑いで埋めることが要求されます。エミー賞の司会はライアンにとって、守備範囲外だったと思うのです。

多分、来年はライアンの司会はないだろーな、というか、ライアンも引き受けないと思うので(いつかはオスカーやるだろうけど)、海外ドラマNAVIで、来年の「第60回エミー賞授賞式」の司会を考えてみませんか? 私の考える有力候補は以下の5人。みなさんは誰が適任と思います?

●エレン・デジェネレス

今年のエミー賞もゲスト出演して、だらだらだらだらと意味のない独り言を言い続けるという持ちネタを披露、拍手をもらってました。もう名人芸だね、あれ。コメディアンにしてはあんまり辛らつじゃないので、使いやすいでしょう。今年のオスカーの司会。

●スティーヴ・カレル
『ザ・オフィス』のアメリカ版に主演、映画『40歳の童貞男』でA級スターの仲間入り。勢いだけで見れば、願ってもないタレントですが、実はボケキャラのため、人をいじるより、いじられる方が得意かも。だけど授賞式司会の"独りネタしゃべり"も一度は聞いてみたい気がする。

●ロジー・オドネル
今回どん底になってしまった視聴率挽回には、この人の毒舌しかない? ただし失言のリスクも大きすぎて、使う方には勇気がいるかも。

●サラ・シルバーマン

今、最も注目度の高い女性コメディアンの一人。MTV系の授賞式の司会を最近は独占してます。若者にはウケてるけれど、年齢層の高そうなエミー賞の視聴者にはキツい?

●ウエイン・ブラディ

しゃべってよし、歌ってよしのマルチタイプの男性コメディアン。司会する『Don"t Forget the Lyrics!』(FOX)がヒットするなど、最近調子を上げてきた。好感度の高さは一番かも。

さあ、今年のエミー賞を見たヒトもまだ見ていないヒトも、
みんなで来年のエミー賞の司会者、予測しちゃおう!!!