『POWER RANGERS S.P.D.』載寧龍二さん、田中理恵さん、塚田英明プロデューサーにインタビュー!(中編)

■田中理恵さん(キャット:声)

――『POWER RANGERS S.P.D.』は『デカレンジャー』のオリジナルキャストによる吹き替えが話題ですよね。7年前にタッグを組んでいたメンバーの中に飛び込んだご感想は?

まず、みなさんのチームワークの良さに驚きました。とても結束が強い。でも、意外にも違和感なく現場に溶け込めたんです。それも、私の演じるキャットという役の性質のおかげでしょうか。キャットはメンバーたちを補佐する立場にあり、ピシッとしていて緩いところがあまりない役どころなので。

――田中さんはアニメの世界で活躍されていますが、海外ドラマの吹き替えは、アニメの仕事とは違いますか?

そうですね。アニメと吹き替えは全然違います。吹き替えでは、ヘッドセットを付けて原音を聞きながらアフレコしますよね。アニメではもともと音が入っていないのでヘッドセットは必要ないんです。まず、そこから違いますね。
それに、別録りが少ないのにも驚きました。アニメでは、セリフが掛け合いになるシーンでは別録りが鉄則。でも、海外ドラマの現場では、掛け合いをそのまま録ることもあるんですよね。アフレコとはいえ、まるで舞台でお芝居しているような気分になります。新しい発見です。

――田中さんは、『ホワイトカラー』という海外ドラマの吹き替えもされていますよね?

そうなんです。映画の吹き替えの経験はあったんですが、海外ドラマ吹き替えは『ホワイトカラー』が初めて。『S.P.D.』のアフレコが始まるほんの少し前のことです。連続モノはキャラクターの成長が見られるので楽しいですね。アニメの世界ではめったにお目にかかれない大御所の役者さん(たとえば池田秀一さんとか)と現場でご一緒できるのも光栄です。

――海外ドラマはお好きですか?

はい! 『セックス・アンド・ザ・シティ』とか『アリーmyラブ』とか大好きです。『ビバリーヒルズ高校白書』や『ダーマ&グレッグ』も好きでした。一番好きなのは『セックス・アンド・ザ・シティ』。DVD-BOXをすべて持っています(笑)ここだけの話、最近は『Lの世界』にもハマってるんですよ。

――では、最後に『POWER RANGERS S.P.D.』の魅力を一言!

大人が観ても楽しめる作品です。熱い気持ちを奮い立たせてくれます。戦隊モノやロボットが好きな方にはもってこいですね。シリアスで感動的な場面もありますが、ギャグ満載で笑えるシーンも多い。とてもバランスの良い作品なので、ぜひ観てみてください。

最後に、現在『仮面ライダーフォーゼ』で大忙し! の塚田英明プロデューサーにお話を伺います。
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【プロフィール】

田中理恵 キャット(声):1979年1月3日生まれ。アニメ・ゲームをこよなく愛する声優。代表作は『映画ドラえもん のび太の人魚大海戦』『機動戦士ガンダム SEED/SEED DESTINY』『ふたりはプリキュア Max Heart』『ローゼンメイデンシリーズ』など。ほか、ゲーム・ドラマCD・舞台等でも活躍。