『ミディアム』最終章となる第7シーズンがいよいよ、4月9日(月)からスタートします。そこで海外ドラマNAVI編集部は、『ミディアム7』のアフレコスタジオに突撃し、声の出演者から作品や自分が演じている役に対する思い入れなどを伺ってきました。
まず1回目は、主人公アリソンの声を担当した松本梨香さんに突撃インタビュー!
――『ミディアム』は、第7シーズンになっても物語のアイディアが全く尽きない、むしろさらに新しいアイディアが出てきていますよね。
この作品は一話一話完成度が高くて。見れば見るほど、スルメみたいに"噛めば噛むほど"味が出てくる作品なんです。私も演じながらいろんなことを学べるので、楽しいです。
私たちって、家で吹替用の映像を見て、またここ(スタジオ)でテストをやって本番にのぞむ。
何回も何回も同じ映像を見ているのに、新しい発見があってぜんぜん飽きないんです。
皆さん(演者さん)と一緒に吹替えていると「あーこういう意味なんだ」とまた、たくさん気づかされる。奥が深いんです。
――梨香さんは、ご自身が演じているアリソンのように、不思議な体験をすることが多い、という話を聞いたことがあります。アリソンと似ているということで何か思い出に残っていることはありますか?
アリソンのように親しい人の夢を見るんです。夢の中で見たことを本人に伝えたら、本当に私がみた夢の通りだったという事が何度かあります。アリソン・デュボア化してきているのでは!?と(笑)
あと不思議なんですけど、吹替のゲストとしていらっしゃる方々も、勘が鋭かったりする人が多かった様に思います。お婆ちゃん役で来た声優さんに「この作品、梨香ちゃんが主役やってるの、わかる」って。「そういうの(特別な力)を持ってるでしょ」って言われたりしました(笑)
――7シーズン続いた『ミディアム』は梨香さんにとってどんな作品でしたか?
うちの家族構成がデュボア家ととても似ているので、自分の家族と過ごしているような気持ちで懐かしいものを思い出させてくれる作品です。
――たぶんそういう作品だったんだと思います。皆さんが自然と引き寄せられる「家」のような。その中でもアリソン役は、梨香さん以外考えられないです。
ありがとうございます。
『ミディアム』を日本版ならではの特別な作品にしたかったんです。見えない「心」の大切さや切なさを教えてくれる作品だと思います。
いつも演じる際、心というか内面を大事にしています。台詞は言霊。リズムだけで喋ってしまってはいけないと思うから。自分の心から生まれた台詞が作品にフィットするというかナチュラルに演じることで見ている人へリアルに伝えたい。
アリソンは、特にそうさせてくれるのでやりがいがありましたし生きた表現が出来ることがすごい嬉しいですね。
『ミディアム』吹替キャストへのインタビューは、まだまだ続きます! 次回をご期待ください。(海外ドラマNAVI)
(c)CBS Broadcasting Inc.