【ネタばれ】『グレイズ・アナトミー』ションダ・ライムズ、マークのエンディングを決めるのに苦労したことを明かす

アメリカで、9月27日にシーズン9の放送が開始された『グレイズ・アナトミー』。本シーズンで、マーク役のエリック・デーンが降板することは、先日お伝えしたとおり。彼の降板は、ファンにとっては寂しいかぎりだが、クリエイターのションダ・ライムズも、マークのエンディングに頭を悩ませていたようだ。(以下、ネタばれが含まれるので注意!)

SNSサイトWhoSayで、視聴者から質問を受けたライムズ。シーズン9の第1話で、マークを襲った悲劇について聞かれると、「マークが番組をどんなふうに去るのか、選択肢はたくさんあった」と明かした。続けて、「でも、他の選択肢を選ぶと、マークが延々とレクシーの運命を悲しむか、娘に背を向けるとになるの。脚本家チームでも、この件でかなりもめたわ。でも結局、マークは娘や大切な人を見捨てることはない、という結論に至ったの」とライムズ。マークは彼女のお気に入りでもあったため、何とかしてハッピーエンドを用意したかったようだが、キャラクターの人柄やこれまでのストーリーを考慮して、苦渋の決断を下したようだ。

ちなみにライムズには、マークとアディソン(ケイト・ウォルシュ)を再会させるという案もあったそうで、次のようにコメントしている。「良いアイディアだと思ったわ。でも、やっぱりマークが娘を見捨てることになる。それに、今シーズンのアディソンのストーリーは、もう決まっているの。だから、何度も話しあって、正しい決断をした。マークという人物を尊重してね。彼は大切な人を見捨てないし、レクシーとはずっと一緒。二人の愛は本物だから」

長い間、視聴者からもライムズからも愛されたマーク・スローン。彼は、どんな風に番組を去るのだろうか。『グレイズ~』シーズン9の放送が待ち遠しい!(海外ドラマNAVI)

(c) ABC Studios