英BBCが、トルストイの小説「戦争と平和」を6話のミニシリーズとしてドラマ化するとDeadline Londonが明らかにした。脚本は、映画『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズのアンドリュー・デイヴィスが担当。デイヴィスはジェーン・オースティンの小説をドラマ化した『高慢と偏見』など、文芸作品も手がけている脚本家だ。
「戦争と平和」についてデイヴィスは「スリルがあって、笑えるところもあり、悲しい恋の物語でもある。そして戦争と家族の生き方について描いている。登場人物は自然で人間味があり、読者は主人公のナターシャに自分を重ねることができる。ナターシャは『高慢と偏見』の主人公エリザベス・ベネットよりも強く、文学の中で最も愛されるヒロインだ」と話している。
「戦争と平和」はこれまで何度も映像化されており、1956年に映画が製作された時には、ナターシャをオードリー・ヘプバーンが演じていた。だが今回のドラマでデイヴィスは、ナターシャや男性のメインキャラクターには無名の俳優たちを起用したいと話している。
「戦争と平和」ミニシリーズは2015年にイギリスで放送される予定。(海外ドラマNAVI)
オードリー・ヘップバーンが出演した映画『戦争と平和』
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