アメリカではシーズン2が放送中のキーファー・サザーランド主演ドラマ『TOUCH/タッチ』。放送開始を延期し、満を持してスタートした本シーズンだが、視聴率は低迷している。しかし、本作のクリエイター、ティム・クリングは、原因がドラマそのものにあるとは考えていないようだ。
米Assignment Xのインタビューに答えたクリングは、本作シーズン2について「ドラマの出来には満足している」とコメント。視聴率が低迷している状況については、「『TOUCH』のことを知らない人が多いと思う」と、ドラマの知名度が低いことが理由だと説明した。さらに、「最近はコンテンツが色々な形で提供されているから、シーズン2を見た視聴者がオンラインやDVDでシーズン1を見てくれることを期待している」と続けるクリング。ドラマの内容には自信があるだけに、現在の状況もあまり悲観していないようだ。
クリングは大ヒットドラマ『HEROES/ヒーローズ』の製作総指揮を務めたことでも知られているが、彼によると、視聴者の反応には『HEROES』の時ほどの熱意が感じられないそう。これについてクリングは、「『TOUCH』はコミコンで人だかりができるようなタイプの作品ではないね。正直に言うと、あまり視聴者のことは考えていなかった。僕が書きたいストーリーを書いただけなんだ」と、ドラマが特定の視聴者をターゲットにしていないことを明かした。
「シーズン2ではエピソード同士のつながりが強くなる」と、よりストーリー性を重視していることも明かしたクリング。今後の展開に期待したい!(海外ドラマNAVI)
Photo:『TOUCH』
(c) 2012 Fox and its related entities. All rights reserved.