映画版『ヴェロニカ・マーズ』にレイトン・ミースターの出演は実現せず

ネット上でファンから寄付金を募るKickstarter(キックスターター)の利用により、映画化が決定したドラマ『ヴェロニカ・マーズ』。ヴェロニカ役のクリスティン・ベルを始め、ドラマシリーズからお馴染みのメンバーの参加が次々と決定しているが、キャリー・ビショップ役(シーズン1に登場)のレイトン・ミースターは、本作には出演しないことがわかった。

米E!Onlineによると、オリジナルシリーズ、映画版ともにクリエイターを務めるロブ・トーマスが「残念ながらレイトンは同時期に他の映画に出演するため、彼女の映画版への出演は実現しない」とKickstarterの後援者に報告している。

なお、レイトンの代わりにキャリー役を獲得したのは、バンド"ツイン・シスター"のヴォーカル、アンドレア・エステラ。元々トーマスが"ツイン・シスター"のファンで、脚本執筆中に同バンドの楽曲"I Want a Song" から大きなインスピレーションを受けたという。彼らの曲は映画版にも使用される予定だ。

またトーマスは、「そもそもレイトンを起用した理由のひとつは、彼女が歌えるからなんだ。レイトンの才能や美貌、同シリーズの出演歴だけじゃなくて、この重要な役で歌えるパフォーマーが必要だった。今回、彼女のスケジュールの都合がつかないことが分かって、映画で使用したいと思っていたバンドから、キャリー役をキャスティングすることにしたんだ」と語っている。

映画版では、ネプチューン高校卒業から10年後の同窓会が舞台になる本作。『ゴシップガール』でブレアを演じたレイトンと、声の出演をしていたクリスティン。二人の再共演が実現せず残念だが、ファンを巻き込んで盛り上がっている映画版『ヴェロニカ・マーズ』がどんな仕上がりになるのか楽しみだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:レイトン・ミースター (c)Ima Kuroda/www.HollywoodNewsWire.net