【『SHERLOCK』名シーン15】その3:シャーロック・ホームズの面白シーン編

多くの視聴者が心待ちにしていた『SHERLOCK シャーロック』の最新シーズンが、英米両国でまもなく放送スタートとなる。当サイトですでにご紹介した名シーンの数々に引き続き、第3弾「シャーロック・ホームズの面白シーン編」をご紹介しよう。

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■バッキンガム宮殿(シーズン2・第1話「ベルグレービアの醜聞」)

シャーロックの面白シーンといえば、これを思い浮かべる人も多いのでは? このシーンはバッキンガム宮殿に呼び出された、文字通り着の身着のままのシャーロックもコミカルだが、そんなシャーロックを見てジョンが思わずこらえきれずに笑い出すところもポイント。二人の関係が、コンサルタント探偵とその相棒(専属ブロガー)、そして同居人だけでなく悪ノリをする"友達同士"だということを思い出させてくれる。その後に続く、灰皿の下りも含め、真面目にならなければならない場所でもどこまでも自分らしく、それゆえにユーモアを感じさせるというシャーロックの個性が発揮されたまさに名シーン!

■「面白くなかった!」(シーズン2・第2話「バスカヴィルの犬(ハウンド)」)

登場から血まみれのシャーロックに、思わず度肝を抜かれてしまうシーンだが、作品の世界観とその後に続くやりとりのおかげか、まったく怖さを感じさせない。ただひとつ残念なのは、このシーンで触れられている"地下鉄"。「いつもタクシーで移動しているシャーロックが、地下鉄に乗っている姿を見てみたい!」と思ったファンいたのでは? しかし、イライラしながら血まみれでラッシュ・アワーの地下鉄に乗っているシャーロックというのは想像するだけでも十分に面白い!

『SHERLOCK シャーロック』シーズン3は、英BBC Oneにて2014年1月1日(水)から、米PBSでは1月19日(日)から放送スタート。日本での放送については未定だが、英BBC×角川書店のコラボレーション・ブランド"BBC Mystery"によればシーズン3の日本版DVDは2014年上半期にリリース予定とのこと。(海外ドラマNAVI)

Colin Hutton(c)Hartswood Films 2010 John Rogers©Hartswood Films 2010