『Dr. HOUSE』 のグレゴリー・ハウス役で知られるヒュー・ローリーが、同性愛者に対するロシアの姿勢に抗議しロシア製品のボイコットを呼びかけ、現地のメディアなどから反発を受けている。
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米Hollywood Reporterによると、ヒューはロシアの同性愛者差別に関する記事を読み、その内容に激怒。自身のツイッター上で、ロシア製品のボイコットを示唆する発言を投稿したという。そして、「ロシアのウォッカはオーブンを掃除するのに使えばいい。飲むならポーランド産のウォッカだ」と、辛辣なツイートも載せている。
これに素早く反応したのは、ツイッターなど、ロシアのネットユーザーたちだ。「『ロシア産ウォッカを愛してる』と言っていたくせに」と以前のインタビュー記事を引用。また、ロシア文学を代表する文豪の名を挙げ、「トルストイを読まずして、精神的な豊かさが得られるのか」などのコメントや、ミュージシャンでもあるヒューのコンサートをボイコットしようという、過激なツイートも見受けられた。
さらに、現地メディアでは、ヒューがたびたびロシアでコンサートを行い、莫大な収益をあげていることに触れ、「ロシア製品はボイコットできても、ロシアン・マネーは諦められないだろう」と痛烈に皮肉っている。
ロシアで怒りをかってしまったヒュー。現在問題となったコメントは削除され、火消しに努めているようだ。
なお日本では、『Dr.HOUSE』ファイナル・シーズンが、NBCユニバーサル・エンターテイメントより、4月9日(水)からVol.1~6、5月9日(金)からVol.7~11のレンタルが開始となり、5月9日(金)にDVD‐BOXが発売される。(海外ドラマNAVI)
Photo:ヒュー・ローリー
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