28日(火)、東京・六本木にて『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の公開に先駆け、ジャパンプレミアが行われた。会場には主演のレオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル、マーティン・スコセッシ監督らが登場した。
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同作は、第86回アカデミー賞で、作品賞、主演男優賞、監督賞など主要5部門がノミネートされている注目作。学歴もコネも経験もないジョーダン・ベルフォートが、ウォール街の投資銀行へ飛び込み、斬新なアイデアと、巧みな話術で瞬く間に成り上がっていく姿を描く。
舞台挨拶に現れたレオナルドは「本当に情熱を注いだ作品。アカデミー賞がこの作品を認めてくださっただけで十分満足しています」とにっこり。続けて、「ハリウッドで作るには、リスキーな部分もありました。でも、現代を反映した作品になっています。これを作れただけで、受賞した気分になっています」と語った。また、司会者が記者陣にトーク中の撮影を注意する場面では、終始iPhoneで会場の様子を撮影していたレオナルドが「ごめんなさい」と司会に謝り、会場を笑いに包んでいた。
来日について問われたジョナは、「日本食やファッション、いろんな分野で日本のファン。美術館や博物館にも行きたいし、京都にも行きたい。有名な寿司屋の"ジロー"(すきやばし次郎)にも行ってみたい!」と意欲をのぞかせていた。
レオナルドと今作で5回目のタッグを組むスコセッシは、今までの作品との違いについて、「登場するキャラクターに対して自由を手に入れられました。カメラの前でいろいろなことができたことが、新たな演技のレベルに導いてくれた」とコメントし、ファンの期待を盛り上げた。
この日はファングリーティングも開催。「レオー!」「アイ ラブ ユー!」などという黄色い歓声が沸く中、登場したディカプリオは、写真やサインに応じ、ファンたちを魅了していた。
映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は、1月31日(金)より全国ロードショーされる。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のジャパンプレミアの様子
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