世界中が注目する音楽の祭典、グラミー賞。今年は1月26日(現地時間)に第56回授賞式が行われた。日本でもWOWOWで生中継されたので、ご覧になった方も多いはず。そんな栄えある受賞式で、まさかのミスが勃発し、視聴者からの非難が相次いだという。
今年のグラミー賞では、昨年7月に31歳でこの世を去った『Glee/グリー』のコーリー・モンテース(フィン役)に敬意を表し、追悼プログラムが組まれた。ところが、その際に大画面に表示された名前が"Cory Monteith"ならぬ"Cory Montieth"となっていたのだ。
"e"と"i"が逆になってしまったスペルミスを、目ざとい視聴者たちは即座に発見し、ツイッターで非難のコメントを発信。カナダ人ジャーナリストのマイク・モリソンは「誰かがクビになるな」。その他にも「誰もスペルチェックをしなかったのか? 彼の名は"CORY MONTEITH"だ!! チェック担当者をクビにしろ!」など、痛烈なバッシングが巻き起こった。
今年のグラミー賞は約2,850万人が視聴し、過去21年間でホイットニー・ヒューストンが亡くなった2012年に次ぐ高視聴率記録したという。しかし反面で、せっかくの追悼プログラムが、ささいなうっかりミスによりファンの気持ちを逆なでする残念な結果となってしまった。担当者が責任を問われたかは、今のところ不明だ。(海外ドラマNAVI)
Photo:コーリー・モンテース(c)Izumi Hasegawa/www.HollywoodNewsWire.net