エミー賞18部門でノミネート! ドラマ版『ファーゴ』がシーズン更新決定!

コーエン兄弟が手がけた映画『ファーゴ』。あまりにも有名で、なおかつ評価が高い作品なだけにドラマ化が決定したときは、かなりリスキ―な試みだと不安の声も多かった。

映画の世界観はそのままに、連続ドラマにふさわしい内容に脚色していく...。この難題を見事クリアしたのが、クリエイターのノア・ホーリー(『BONES 骨は語る』脚本)だ。その証拠として、『ファーゴ』は7月上旬に発表されたエミー賞で18部門にノミネート。映画に負けないクオリティの高さに賞賛の声があがっている。そして、この快挙を受けて米FXはシーズン2(10話)の更新を決定。ホーリーが引き続き、脚本と製作総指揮を続投することになった。米Deadlineなど各メディアが報じている。

シーズン1ではビリー・ボブ・ソーントン、コリン・ハンクス、マーティン・フリーマンなど実力派俳優たちが出演したが、シーズン2では舞台となる時と場所は変えずに、新たな事件を展開させるという。そのためキャストも一新するそうだ。

『アメリカン・ホラー・ストーリー』のようにシーズンごとに同じキャストで違うストーリー、違う役を演じさせる方法もあるが、FX NetworksのCEO、ジョン・ランドグラフはこれを否定。「『ファーゴ』は、違うレベルのリアリティが必要とされるドラマだ。そのため、同じキャストに新しい役で登場してもらうのは不可能だと感じた」と、キャストを新たにすることを強調した。

さて、ドラマ版『ファーゴ』はいくつのエミー賞を獲得するのか。第66回エミー賞授賞式は8月26日。日本ではAXNにて同日8時25分より生放送される。(海外ドラマNAVI)

Photo:FARGO, Martin Freeman
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