ゾンビによる世界の終末を描き、世界的なゾンビブームを巻き起こした米AMCの人気シリーズ、『ウォーキング・デッド』。現在、同作のスピンオフが2015年の放送をめどに製作中であることはすでにお伝えしたが、このほど新シリーズに登場するキャラクターと、その詳細が明らかにされた。米TV Lineが報じている。
昨年9月に製作が決定した同スピンオフは、オリジナル版の中では描かれなかった終末世界のストーリーにスポットを当てた作品。すでにAMCがパイロット版をオーダーすることを決定している。オリジナル版でタッグを組む原作者のロバート・カークマン、ゲイル・アン・ハード、デイヴィッド・アルバートが製作総指揮を務める一方で、新シリーズは原作コミックに縛られず、白紙の状態から製作されることになっている。
そして今回、新たに次のような6人の主要キャラクターが登場することが発表された。
・ショーン・カブレラ：ラテン系の40代男性。家族や周囲の人々すべての期待に応えようと努力する善良な男。
・コーディ・カブレラ：ショーンの10代の息子。頭の回転が速いが反抗的。街一番の荒れたティーンエージャー。
・ナンシー・トンプキンス：二人の子を持つ30代のシングルマザー。一見、好感の持てるタイプだが、激しい一面を持つ。
・ニック・トンプキンス：ナンシーのティーンエージャーの息子。母親からの自立を願うが、家を離れるだけの勇気がない。
・アシュレイ・トンプキンス：ナンシーの娘でしっかり者のティーンエージャー。兄のようなダメ人間にだけはなるまいと決意している。母親を愛してはいるが、自立を夢見ている。
・アンドレア・チャップマン：オリジナル版のアンドレアとは別人。40代女性でベビーブーマー世代。不幸な結婚生活から逃れるため、街中から郊外へと移住する。
これまでのTV Lineの情報によると、スピンオフ・シリーズは終末世界の初期段階を描く前日談になるとウワサされている。オリジナル版は10月よりいよいよシーズン5に突入し、勢いを増すばかりだ。（海外ドラマNAVI）
Photo：『ウォーキング・デッド』シーズン5
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