『ティーン・ビーチ2』マイア・ミッチェル 来日インタビュー!

7日25日(土)にディズニー・チャンネルで放送されるTVムービー『ティーン・ビーチ2』。前作『ティーン・ビーチ・ムービー』から続いて主演を務めたマイア・ミッチェルが、今月15日に来日し、18日には都内で行われたファンイベントに登場した。そんなミッチェルが、イベント後に行われたインタビューで、本作に込めた想いや撮影時のエピソードを語ってくれた。

 

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――まず、ファンイベントを終えられた感想はいかがですか?

とても素晴らしく、素敵な体験だったわ。ファンの子に泣かれてしまうと悲しくなっちゃうけどね。みんなとても礼儀正しくて、こうして会うことができるのはとても嬉しいことよ。自分が一生懸命作った作品を実際に観てくれたファンと会うことは、この作品がどういう影響を与えているのか知ることができてすごくいいと思う。

 

――本シリーズの魅力と見どころを教えてください。

一番魅力的な部分は、家族全員で楽しんでもらえる映画ということね。子供にも適切な内容だし、皆に楽んでもらえると思う。でも、子供向けというだけではなく、フェミニズムといった少し進んだ内容や、自分の信念を貫くことや友情についても描いているの。女の子同士だと競い合うという取り上げられ方を、メディアではすることが多いんだけど、この作品はそうではなく、女の子たちがお互いを応援する、支えあうようなガールパワーを良い方に出しているのがいいところだと思う。見どころはもちろん音楽ね。ミュージカルナンバーで、動きのある作品になっているの。ミュージカルの部分でキャラクターの内面を表していたり、モノローグ的な役割をしているので、その点も見て欲しいわ。

――前作と今作で、変わらずに表現した部分と、新たに表現しようとした部分はどんなところでしょう?

1作目のマックは夏休み中の姿で、それは皆知っているとおり、サーフィンに情熱を持っていて、家のことに対してきっちりとした子よ。今回は、これまで描かれていなかった学校での彼女を演じているの。勉強にも熱心で、学校をとても大切にしていて、環境問題にも熱心という彼女の持っているガールパワーを出したかった。いい大学を目指して学業をとても真剣に考えているところを出して、若い女の子が学業に真摯に取り組んでいる姿をファンに見せたいという想いがあったから、彼女の「学校で勉強する」ことの熱心さを表現したかったの。

 

――続編が製作されると聞いた時の感想と、放送後のファンの反応はいかがでしたか?

続編を作るだろうとは思っていたけど、まだディズニーからは伝えられていなかった。正式に製作決定を聞いた時は「OK、じゃあスケジュールを調整しなくちゃ」って冷静だったけど、もちろんとてもハッピーだったし、ワクワクしたわ。とにかく私はこの作品のキャストとスタッフの皆が大好きで、この作品は私がアメリカに引っ越して初めて出演した作品だったから、とてもアットホームな家族のように思っている人たちと一緒に仕事が出来るものだと思っています。前作の撮影が終わってから、みんながいろいろなところで仕事をして、それから今作でまた集まって一緒に作品が作れることが嬉しかった。ファンからの反響に関しては、今のところいい反応をもらえているみたい。私自身は、放送されてから仕事や移動が多かったので詳しくはわからないんだけど、視聴率もとてもよくてほっとしているわ。視聴率が悪かったら心配になってしまうけど。とても誇りに思っている作品だし、今回はエンディングに関していろいろな反応があるみたいだけど、ほとんどがポジティブなものよ。

 

――マック役に決まった時の感想とオーディションの思い出を教えてください。

とても興奮したわ。飛行機でアメリカまで行って、着いてすぐにオーディションという感じで、アメリカでの2日間ほとんどオーディションをして、またすぐ飛行機で帰るという感じだったからとても疲れていたけどね。それで、どうやら帰りの飛行機に乗っている途中で製作陣からマネージャーに連絡があったみたいで、私が自宅に向かっているタクシーの中受かったことを聞いて、とても興奮したことを覚えているわ。当時、ちょうどシドニーに引っ越したばかりだったんだけど、役が決まったので「また引っ越さなくちゃ!」と荷造りをした気がする。当時私は18歳で、アメリカの作品に出演にしたことが無かったので、とてもシュールな思いがしたわ。

――ディズニーチャンネル出身のスターの中で尊敬している人物は誰ですか?

ライアン・ゴスリングよ。本当にスムーズに活躍していった俳優だと思うわ。ただ、ずっと若いファンを持っていながら、急にクレイジーなことをやって自分のいた世界から抜け出そうとしたりするのは私には難しいけど。私は品位を保つことが大切だと思う。なので、ヒラリー・ダフも常に品位を損なわずに活躍していて素晴らしいと思うし、とにかくそういった要素が大事で、良い役柄、良い作品を選ぶことが大切だと思っているわ。

 

――共演者のロス・リンチと共演していかがでしたか?また、他の若い俳優たちと刺激しあうことはありましたか?

ロスは才能のある凄い俳優で、とにかく仕事熱心で努力家なの。彼は成功を偶然に掴んだわけではなく、本当に努力をして頑張っているのよ。なので、成功すればするほどもっと努力して、もっと頑張るという姿勢を持っているわ。とてもかっこよくて、頭も良く落ち着いているので、深い話もできる若い青年よ。彼が成長し、進化していくのを見るのが楽しいの。最近は彼のテイストもますます洗練されているわ。お互いに刺激しあうという面では、この作品はミュージカルシーンがあるから、やはり音楽の面で刺激しあうことがとても多かった。例えばジョーダンフィッシャーも才能がある俳優だし、わたしもギターを弾くことがあるので、共演者同士で演奏して歌を歌ったり曲を書いたりと、音楽的な形でやりとりをすることはあったわ。

 

――オフの日はなにをされていることが多いですか?また日常の中で一番リラックスできる時間はなんですか?

朝食とブランチが私にとって大切な時間で、大好きなの。忙しく仕事をしていることが多いのでなかなかそういったことが出来る日が少ないから、皆で集まってブランチをとるのよ。カリフォルニアは気候がいいから、外でワイワイするのが好き。部屋の中で過ごすことはあまりなくて、ショッピングも好きだし、犬を飼っているので公園やビーチに散歩に行ったり、ドライブも好きよ。他には友人とディナーをしたりと普通なことをしているわ。私はあまりハリウッドシーン的なことに関わることは好まないので、普通なことをしているのが好きなの。

 

――一番覚えている夏の思い出を教えてください。

インドネシアで夏に映画を撮った経験があって、スマトラがとても美しかったことが印象に残っているわ。17歳のときに2か月半ぐらいそこで撮影をしたんだけど、初めて親から離れて、いろいろなところへ撮影や観光に行ったの。ジャワやジャカルタなど、たくさんの思い出が残っているわ。

――本シリーズのファンへのメッセージと、あなたが出演している『フォスター家の事情』についてコメントをお願いします。

まず『ティーン・ビーチ2』についてだけど、皆に楽しんで欲しいと思う。私たち作る側もすごく楽しんで作ったので、観てくれる皆にも私たちがこの作品を作りながら感じていた喜びを感じてもらえたら嬉しいわ。本当に誇りに思う作品で、1作目より良くなっていると思うし、皆さんにもそう思ってもらえたらと思う。そして、観てもらえることに本当に感謝しているわ。『フォスター家の事情』に関しては、具体的な放送日はわからないけど、シーズン3が放送されることになると思う。すでに撮影も終えて、またいろいろな興奮するような内容になっているから、こちらも応援してもらえると嬉しいわ。

 

『ティーン・ビーチ2』はディズニー・チャンネルで7月25日(土)19:30~日本初放送。

(海外ドラマNAVI)

Photo:『ティーン・ビーチ2』マイア・ミッチェル
(C)Disney