ジャック・ブラック、ティム・ロビンス共演の社会派ブラックコメディ『THE BRINK/史上最低の作戦』。米HBOは今年7月に本作のシーズン2製作を発表していたが、その3ヵ月の今月27日に決定を覆し、番組を打ち切ることを明らかにした。米Deadlineほかが報じている。
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この方針転換について、HBOは「我々のスケジュールと市場のニーズを見つめ直した結果、残念ながら『THE BRINK』がシーズン更新に価するだけの関心を集められなかったという結論に達しました」と述べている。
HBOによれば、本作は週平均で約550万人の視聴者を記録していたという。これ自体は決して悪くない数字だが、同じくHBOの新番組でドゥエイン・ジョンソン主演の『Ballers(原題)』は同880万人と、HBOのコメディドラマとしてはここ6年で最高の数字を叩き出していた。
『THE BRINK』は、パキスタンで勃発したクーデターを発端に、それまでは何の接点もなかった3人の男たちが第三次世界大戦を阻止すべく一致団結していく姿をユーモアたっぷりに描いた、大人向けコメディ。ジャック・ブラックはパキスタンの首都の米大使館で働くダメ男アレックスを演じ、オスカー俳優のティム・ロビンスは米国務長官ウォルター役。ほかには『THE WIRE/ザ・ワイヤー』のパブロ・シュレイバー、『LAW & ORDER』のアーシフ・マンドヴィなども出演している。
かなりの支持を集めていただけに突然のキャンセルは残念だ。『THE BRINK/史上最低の作戦』は11月18日(水)よりスターチャンネルで日本初放送(第1話無料放送)。(海外ドラマNAVI)
Photo:『THE BRINK/史上最低の作戦』
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