『24』キーファー・サザーランドはジャック・バウアーの死を望んでいた!

米FOXの大ヒットドラマ『24 -TWENTY FOUR-』の主人公ジャック・バウアーは、アメリカのTVドラマ史上に燦然と輝く有名キャラクターの一人。本作のショーランナーを務めたハワード・ゴードンが、同役を演じたキーファー・サザーランドにまつわる裏話を明かしたことを、米Varietyが伝えた。

「キーファーは実は、ジャック・バウアーを死なせたがっていた。そのことについては話し合いをたくさん重ねたよ。彼のエージェントを含む大勢の人たちが、キーファーの考えを変えるように説得を試みた。結局、(FOXの)最上層部から命令が下って、ジャックは生きながらえることになったんだ」とゴードンは話している。

12話構成のイベントシリーズとして2014年に放送された『24 TWENTY FOUR リブ・アナザー・デイ』でもキーファーは主演を務めたが、昨年には、「『24』は僕にとっては完全に終わったものだ。俳優として素晴らしい贈り物をもらったが、今後は僕抜きで続いていく」と話していた。その言葉の裏には、ジャックを完全に断ち切る意志も働いていたようだ。

なお、2017年に全米放送が予定されている『24』のスピンオフドラマ『24: Legacy(原題)』では、『ストレイト・アウタ・コンプトン』のコーリー・ホーキンズが主役を演じることになる。それでもゴードンによれば、「ジャックが戻ってくる可能性は常にある」という。

『24』スピンオフや、ゴードン自身が企画した人気サスペンスドラマ『HOMELAND』のキャラクターにも、ジャックの影響が及んでいるというゴードン。強い存在感を今でも放つキャラクターだけに、二度と姿を表さないとは考えにくいが、キーファーは本当に同役を再び演じてくれるのだろうか?(海外ドラマNAVI)

Photo:『24 TWENTY FOUR リブ・アナザー・デイ』
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