『シャナラ・クロニクルズ』オースティン・バトラー、『ゲーム・オブ・スローンズ』に感化される?

米MTVが初めて製作し、ジョン・ファヴロー(『アイアンマン』『ジャングル・ブック』)を製作総指揮に迎えて核戦争後の地球を壮大なスケールで描いたサバイバル・アクション『シャナラ・クロニクルズ』。同作で主役、人間とエルフのハーフであるウィルを演じるオースティン・バトラーが、新シーズンにやってみたいことを口にしている。

先日サンディエゴで開催されたコミコンに、シリーズの原作者であるテリー・ブルックスとともに出席したオースティン。サイン会でファンを熱狂させた彼はまず、ファースト・シーズンについて回想。「撮影中は、(VFXシーンでは)ブルーのレオタードを着た人を相手に演じたりしたけど、それがどんなビジュアルになるか分からなかった」と現場での苦労をふり返った。

続けて、まもなく撮影が始まるセカンド・シーズンにも言及し、「ストーリーがどうなっていくかに興奮しているよ。ウィルが少年から大人になっていくことにね。前シーズンの最後でとても大きなものを失った彼が今後、どう変化し、進化していくかにワクワクしているよ。また、劇中に出てくる4つの国がどうなっていくかといったことにもね」と期待を寄せた。ただ、その内容については「脚本作りがスタートしたところだから、僕もまだ何も知らない」そうで、「テリーがここに来ているから、僕らが何をすべきか、彼に聞いてみるよ」と、一緒に来ていた原作者にも絡めて冗談を飛ばした。

そんな彼は、スタントをもっとやりたいとのこと。「前のシーズンの中にあった、馬に引きずられるシーンは痛かったよ。かなりの速さで、鼻を折ったと思ったぐらいなんだ」と大変だったシーンを思い返しながらも、「スタントは好き」と断言するオースティンの"スタント熱"は、別のファンタジードラマに感化されている部分もあるようだ。「実は今、遅ればせながら『ゲーム・オブ・スローンズ』を見ているところなんだけど、その中に剣を使ったすごいバトルシーンが出てくるんだ。僕ももっと剣のアクションをやってみたい。ウィルに剣を使ってカッコいいことをやらせたいね」と野望を明かしている。ファースト・シーズンでのウィルは、エルフである父親の影響で、剣を持つよりも魔法を使って敵と対抗することが多かったが、今度は新しい彼が見られるかもしれない。

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(海外ドラマNAVI)

Photo:『シャナラ・クロニクルズ』
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