『トゥルーブラッド』クリエイター、新作のテーマは現代のアメリカ家族?

人間とヴァンパイアが共存する世界を描いた米HBOの『トゥルーブラッド』を手掛けたクリエイター、アラン・ボールが同局で新たなドラマを制作することが分かった。米Varietyが報じている。

まだタイトルが決まっていないこのシリーズは、哲学の教授である夫と弁護士の妻、そしてソマリア、ベトナム、コロンビアからそれぞれ迎えた養子3人と、夫婦の実の子ども一人という6人家族がメインキャラクター。彼らは先進的で完璧な家族のはずだったが、実際には問題が生じており、子どもの一人が他の家族には見えないものを見るようになる。これは何か精神的な問題なのか、それとも他に原因があるのか...? 悲劇的な要素と喜劇的な要素をともに含む形で、現代のアメリカが描かれるという。

『トゥルーブラッド』の前には、同じくHBOの『シックス・フィート・アンダー』で葬儀屋の家族のストーリーを描いていたボール。もともと、現代のアメリカの家族をブラックユーモアたっぷりに描いた1999年の映画『アメリカン・ビューティー』の脚本家として注目された彼だけに、新作でも一筋縄ではいかないファミリードラマが展開しそうだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:アラン・ボール(左右は『トゥルーブラッド』のアンナ・パキンとスティーヴン・モイヤー)
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