『キング・オブ・エジプト』ニコライ・コスター=ワルドー、卓球で"神業"を披露!?

世界20カ国でオープニング興行収入ナンバー1を記録した冒険スペクタクル映画『キング・オブ・エジプト』。同作に出演するニコライ・コスター=ワルドーとジェラルド・バトラーの対談インタビューが到着した。

本作の舞台は、神と人間が共存する、黄金の楽園であった古代エジプト。しかし残虐な暴君と化した砂漠の神・セト(ジェラルド・バトラー)によって、荒廃した世界と国民が苦しめられることに。そんな中、王座をめぐる壮絶バトルが勃発し、一人の盗賊の青年・ベック(ブレントン・スウェイツ)にエジプトの運命が託される。王に君臨する重要なアイテムとなる≪神の眼≫を探し出すため、そして囚われた恋人ザヤ(コートニー・イートン)を救い出すため、ベックは天空の神・ホルス(ニコライ・コスター=ワルドー)らとともに壮大な冒険の旅に出るというストーリーだ。

劇中で敵対関係にある天空の神・ホルスと砂漠の神・セトをそれぞれ演じたニコライとジェラルド。エジプトの王座をかけて壮絶なアクションや戦闘シーンを披露している二人だが、その戦いは撮影の裏側でも行われていたという。インタビューの中でジェラルドがニコライに対して、「(アクションや相手の筋肉に)ときどきは対抗心を燃やしていたけど、特に卓球だね。ニコライは卓球台を準備していて、とてもうまいんだ。あの時だけは自分を神だと思えなかったよ。誰よりも下手だった。テントで一緒にワークアウトしたこともあったよ。おしゃべりしながら、相手の筋肉と自分の筋肉を見比べてた」と言えば、ニコライも「そうだね。男たちが同じ部屋に集まれば対抗心だらけだ。みんながね。でも楽しかったよ」と撮影中の日々を振り返った。

『ゲーム・オブ・スローンズ』のジェイミー・ラニスター役でおなじみのニコライは、「キャラクターにふさわしいルックスを作り上げないといけないし、なにせ彼ら(劇中に登場する神々のキャラクター)は戦いのプロだ。難しいスタントもたくさんあって、練習しないといけない」と、エジプトを舞台にした本作で真摯に役作りに挑んだことを語っている。そんなニコライと敵対関係にあるキャラクターを演じたジェラルドは、「悪者を演じるのは楽しいんだ。ヒーローを演じる時には少しばかり悪者の要素を加えるんだけど、悪者を演じる時は逆にちょっとだけヒーローの要素を加える。そうすると、人物像に深みが出て人間味も加わる。これが、僕にとっては今回挑戦でもあったんだ。なんだかんだ言って楽しいんだけどね。イヤな奴なんだけど、ちょっと魅力的で予測不可能。そんでもっていろんなものを破壊していく。自分の暗部や内面と向き合えるという意味でも良かったよ」とコメント。そんな撮影の充実ぶりが伺える二人の対決をお見逃しなく!

『キング・オブ・エジプト』は9月9日(金)TOHOシネマズ スカラ座ほか全国超拡大公開。(海外ドラマNAVI)

Photo:ニコライ・コスター=ワルドー(『キング・オブ・エジプト』)
©2016 Summit Entertainment,LLC.All Rights Reserved.