『SUPERGIRL』にスーパーマンの宿敵が登場!

アメコミ初のヴィラン(悪党)ムービー『スーサイド・スクワッド』の公開が目前に迫り、ヴィランへの注目が高まる中、レンタルDVDランキングの海外ドラマ部門で3週連続トップに輝く『SUPERGIRL / スーパーガール』の最新シーズンにも、スーパーマンの宿敵が登場することが分かった。米Entertainment Weekly などが報じている。

本国アメリカで10月からスタートするセカンド・シーズンに、主人公カーラ/スーパーガール(メリッサ・ブノワ)の従弟であるスーパーマン(『ティーン・ウルフ』のタイラー・ホークリン)が登場することはすでにお伝えした通り。レックス・ルーサーをはじめ数多くの敵を持つスーパーマンだが、今回登場することが明らかになった宿敵は、メタロ。原作コミックスでは、もともとはジョン・コーベンという名前の人間の泥棒だが、交通事故に遭ってアンドロイドの体に脳を移植されたサイボーグとなるキャラクターで、クリプトナイトでできた心臓を動力源としている。本作でのコーベンは、泥棒ではなく世界を股にかける殺し屋という役柄で、スーパーガールとスーパーマンに倒された後、メタロに生まれ変わることになるそうだ。このキャラクターについては、『ヤング・スーパーマン』でブライアン・オースティン・グリーン(『ビバリーヒルズ青春白書』)が演じたことで記憶している人もいるだろう。メタロは少なくとも2エピソードに登場するという。

今回そのコーベン/メタロ役に起用されたのは、フレデリック・シュミット。ジャック・オコンネル(『不屈の男 アンブロークン』)やベン・メンデルソーン(『ブラッドライン』)共演の映画『名もなき塀の中の王』や、トム・ハーディ(『マッドマックス 怒りのデス・ロード』)主演の新作ドラマ『Taboo(原題)』にも出演する注目の俳優だ。

DCドラマの人気は、魅力的なキャラクターや、そのキャスティングの妙にある。『SUPERGIRL』をはじめ、『ARROW / アロー』『THE FLASH / フラッシュ』『レジェンド・オブ・トゥモロー』で、その画期的なキャラクター設定や、キャスティングを手掛けるのが、製作総指揮を務めるグレッグ・バーランティ。彼は、原作コミックスで白人だったキャラクターをアフリカ系アメリカ人として描いたり、男性のキャラクターを女性に変更したり、LGBTキャラクターを登場させたりと、多くの試みを行っている。そんな革新的なヒットメイカーの手掛けるDCシリーズから今後も目が離せそうにない。

■『SUPERGIRL / スーパーガール<ファースト・シーズン>』商品情報
DVD Vol.1~10 レンタル中/デジタルセル・レンタル配信中
9月14日(水)ブルーレイ&DVDコンプリート・ボックス発売
ブルーレイ...16,200円+税/DVD...14,300円+税
発売・販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント

(海外ドラマNAVI)

Photo:『SUPERGIRL / スーパーガール』 (C)2016 Warner Bros. Entertainment Inc. SUPERGIRL and all related pre-existing characters and elements TM and cDC Comics based on characters created by Jerry Siegel & Joel Shuster. SUPERGIRL series and all related new characters and elements TM and cWarner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.